このところ、連日猛暑の、
ここ、イタリア・トスカーナ地方。
雨もかれこれ1ヵ月は降っていないような。。。
どこに行っても大地はひび割れしていて、
きのこ本気趣味のイタリア人の我が夫は、
絶えず空模様を見ては肩を落として、
いまや諦めの境地のようです。
![雷](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/024.gif)
![ガーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/020.png)
雨を待ちわびている我が夫も、そんなニュースを眼にして絶句。
北と南の天気を合わせて、二で割ったらちょうど良い感じなのに、
「大荒れ」か「旱魃」
の、ここイタリア。
「いい塩梅」って言うけれど、
天気も
「ちょうど良いお空」
って難しい模様です。
と言うわけで、旱魃、猛暑地方に住む我家は、
日中は室内にこもり、扇風機でしのいでいます。
扇風機の羽がフワァ~ッと旋回し、
ちょっと空気を動かしてくれるだけで、
心地のよい風が吹いてきて、
とっても気持ちがいい。
同じ空間で、
その中にあるのは同じ素材なのに、
この爽やかな風が一瞬にして出来上がる不思議さ。
そんな中、思うのです。
「私たちの口から出てくる息」。
かじかんだ手を温める時に、
口を軽くあけて、
手に向かって「ハ~、ハ~。」
と優しく息を吐くと、
口からとっても暖かい熱風が出てきます。
反対に、
何か飲み物などを温めすぎて、冷ましたい時に、
口をとがらせて、「フ~、フ~~」
とすると、
同じ口と体から、
冷たい息が出てくることを。。。
(なんで?)
ほんの小さな変化で、正反対のことができてしまう、
自分の体の不思議さ。
物理に疎い私は、
自分で作り出している空気にもかかわらず、
何で、同じ体から、
「温かい空気と冷たい空気に変化して出て来るのか謎」。
ただ思うのは、
何でも
「ちょっとした変化」
が、いろいろなものを作っているのかなぁ~~~。
と言うこと。
大きいことはできないけれど、
小さな変化を大切にしていきたいなぁ・・・
と、何となく思ってしまった私です。
トコ