昨日12月24日は、千田功平弁護士の一周忌だった。


 岩手県南を活動エリアに、人権と民主主義を守る先頭に立って活動され、昨年の秘密保護法反対のたたかいのさなかに倒れた千田先生のお墓を、国民救援会の有志のみなさんとともに、お参りした。


 安倍政権による「戦争する国づくり」が、国民世論を無視して暴走している。


 その骨格は、憲法を破壊して戦争のための法整備をすすめること、自衛隊を侵略の軍隊として再編・強化すること、などから成り立っている。


 しかし、これだけでは戦争はできない。国民を動員することが必要だ。


 そこで強められているのが、道徳の教科化などの教育の反動化や、一部マスコミをも抱き込んでの侵略戦争美化キャンペーン(「慰安婦」問題での河野談話否定キャンペーン)だ。


 秘密保護法は、国民を戦争に動員するうえで必要な情報操作を政府が行うために欠かせない重要な仕掛けとなる。


 その秘密保護法が、総選挙の最中、12月8日に施行となる予定だ。


 法律の施行中止と廃止は、争点のひとつ。千田功平弁護士の遺志をしっかり受け継いでがんばりたい。