GAME7まで縺れこんだ今年のNBAファイナルは、4Q最終盤のエース対決で決着した。

レブロンが、決定的なミドルを沈めた直前、ダンカンは得意のフックを外している。

その前の2人のマッチアップで、ダンカンの上からレブロンが2本連続でシュートしていたことが、尾を引いていたのでないだろうか?

シュートを落とした後の、ダンカンのらしくない落ち込み方に、その気持ちが表れているように思えてならない。

ゲームを通じて、レブロン、ウェイドが好調だったヒートに比して、TOを繰り返したジノビリ、精彩を欠いたパーカー。

最後に、主力のスタミナ不足が露呈した。

NBAには珍しく、10年間もコアメンバーを固定したチーム作りで成功したスパーズだったが、ビッグ3がピークを迎えたヒートに競り勝つ力は残っていなかったということだろう。

シリーズを通して振り返ると、やはり10点差を逆転されたGAME6が大きかった。





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