21日投票の岩泉町議選で、日本共産党公認の林崎竟二郎さんが14位で初当選を果たしました!


 立候補表明から2カ月という困難なたたかいを勝ち抜き、岩泉町にとってはもちろん、被災地全体を励ます結果を出すことができました。


 私も、告示前から岩泉町に足を運び、林崎さんと一緒に活動するなかで、アベノミクスで浮かれたメディア報道とは裏腹に、これからの政治の在り方を真剣に模索し迷っている有権者の皆さんが実に多いことがよくわかりました。 


 林崎さんが掲げた、①被災自治体として、住宅再建への支援の強化など、被災者に寄り添った町政への前進、 ②年金削減、介護保険改悪というもとで、町民の暮らしと福祉を支える町づくり、③TPP交渉参加、消費税増税という国の悪政に、岩泉から「ノー」の声を上げよう、という訴えには、大きな共感が寄せられたと思います。


 選挙戦初日に、「こっちで演説して」と、候補者カーを仮設住宅団地へ案内してくれた女性もあらわれました。そして、仮設住宅団地前での「災害公営住宅への入居条件だった敷金3カ月を、副町長との交渉で撤回させました」という林崎さんの報告には、大きな拍手が。


 そして、1世帯あたり11万円の基金があるにもかかわらず、国民健康保険税引き上げを認めてしまった議会への批判も、日ごとに大きくなりました。


 オール与党町政と町民の矛盾が大きく広がるもとで、共産党の議席の値打ちが明らかになった。そういう選挙戦でした。