こんにちは 菊池ゆきお です  


 「原発からの早期撤退を求める岩手県学識者の会」が、2月3日結成されます。


 昨年12月に、「原発に依存しない社会、再生可能エネルギーへの転換を」という、岩手県内の学者・医師・弁護士など22人が呼びかけたアピールに、204名の学識者の皆さんが賛同した運動(写真上)を、継続発展させた組織だそうです。

こんにちは 菊池ゆきお です

 

 総選挙の結果、自公政権という本家本元の原発推進勢力が325議席を占めることになりましたが、こうした情勢の変化も踏まえて、学識者の声をいっそう大きく発信していこうという力強いメッセージが込められています。


 写真下は、結成総会の記念講演会の案内チラシです。分かりづらいと思うので、要項を以下に記します。


 演題は、「放射線の人体影響と原子力ムラの問題――核兵器も原発もない世界をめざして」

 

 講師は、名古屋大学名誉教授の沢田昭二さん


 日時:2月3日(日)午後2時~4時

 場所:岩手県水産会館(盛岡市内丸16-1 ☎019-623-8141


 主催は、「原発からの早期撤退を求める岩手県学識者の会」結成準備会 連絡は先は、高塚龍之さん(takatuka@iwate-u.ac.jp)


 土曜日のNHKスペシャルは、専門家集団によるヨウ素131の拡散シミュレーションと自治体の取り組みを紹介していました。


 ショックだったのは、岩手県ほぼ全域にヨウ素131が飛散した日があったという事実です(シミュレーションですが)。


 講師の沢田名誉教授は、13歳のときに広島で被爆した経験を持ち、「共同研究広島・長崎原爆被害の実相」を著した研究者です。


 沢田講演会は、原発事故から1年10カ月、新たな情報や事実が判明している今にふさわしい企画だと思います。


 原発事故とその影響に関心をお持ちの方に、この講演会を知らせたい。みなさんの協力をお願いします。