昨日のオスプレイ配備撤回を求める緊急学習会に参加しました。
講師は、日本平和委員会の小泉親さん。1999年にF16戦闘機が墜落した釜石市橋野で、当時小学校教頭を務めていた上野千鶴子さんが特別報告をしました。
日本の上空での低空飛行訓練が、日本の航空法も無視して地域の限定なしに行われていること。日本と同様にアメリカと軍事同盟を結んでいるドイツやイタリアで低空飛行訓練を禁止しているのと比べても、日本政府の姿勢は異常きわまりないものです。
釜石市の墜落事故の報告では、F16に積載されていた発ガン性物質・ヒドロジェンなどの情報が知らされなまま、住民が危険にさらされていたこと。事故直後に米軍や自衛隊が大挙して押し寄せ、小学校校庭が学校長にも断りなく占拠されたことなどが、生々しく語られました。
オスプレイ配備は、沖縄だけの問題ではなく、全国が連帯して撤回を求めていく課題であることを改めて認識しました。