本日午後、JAいわい東の鈴木組合長と懇談しました。

 原発事故以後、東電社員がなんども説明会に来ているが、農業被害の実態とかけはなれた賠償になっている。しいたけ農家への賠償は、ほだ木の補償にとどまっており、ほだ場の除染や補償がまったく視野に入っていない。再生産を諦める農家もでてきており、いそいで対応して欲しい。

 肉牛に与える牧草の代替飼料を運ぶのに、農協として数百万円を使って2台の機械を購入した。えさが変わったことによって、今後受胎率が悪化した場合、これが賠償の対象になるのか。今の東電の姿勢を見ると大変疑問。

 という話でした。そして、JA全中が脱原発方針を固めたことを歓迎していました。

 23日に開かれた「TPP学習講演会」は好評で、参加した消費者もTPPの本質を納得して帰ったようです。

 原発ゼロもTPP反対も一致できる課題で今後とも協力共同を強め、農業と地域を守る決意を新たにしました。
こんにちは 菊池ゆきお です