始めたから挨拶を・・・

と思いましたが、形式的なのは苦手なので初めから本題に。

 

芝居をしていてしっくりこないという経験は誰でもあるはず。

私もそう。

なら何がしっくりこないのかと考えても結構答えが出ないもの。

今回は「私なりの答え」っぽいのが少しわかったのでまとめて発信。

 

1.相手のセリフを受け取っていない(受け取ったリアクションがない)

相手のセリフによって自分の感情が変わる。キャラによってもそう。

怒りの感情をぶつけられたときにどうするか。

自分も怒るのであれば

①瞬間的に起こる

②あきれつつ怒る

③冷静に話そうとするけどつい声を荒げてしまう。

など、分岐ができる(これは自分のセリフ、自分のキャラによるので台本から想像する)

①であればセリフの一音目から強くなるだろう

②ならため息交じりに始まりどこかで言葉が強くなる

③ならどこまで冷静にするのかで分かれるが怒りを抑えている芝居をしつつ譲れない部分で強くなる

細かく分けるとどんどん細かくなってしまうが要は自分のセリフの最初のリアクション

息を吸う速さ、強さ。

息を吐く速さ、強さ。

一音目はどう出すか。

そのわずかな違いを人間は無意識に感じ取っている。

その違いをしっかり表現しないと聞いている人に

「なんかこの人、おかしいな・・・」

と感じさせてしまう。これはプロだからじゃなく素人目にもわかるから注意だ。

 

 

2.自分のセリフに明確な意思がない(理由がない)

自分のセリフは何を伝えたいのかを明確にわかっていないと「言っているだけ」となってしまう。

何を伝えたいかは、相手の役者にだ。

基本的にセリフは「自分→相手→見ている人」と伝わると思った方がいい。

相手にしっかり、私はこう思っている!と伝えることが出来なければ見ている人にも伝わらない。

結果、何を言いたいのかわからず、この役者さん印象に残らなかったなぁとなる。

意図的にそうするならまだしも、そうではないなら致命的だ。

もらった台本に相手のセリフで何を思う(感じる)のか

次に相手に何をどのように伝えるのか。

そこを明確にするために初めのうちは感情を台本に書くのがいいだろう。

その感情になる訓練になるしその表現を明確にできるようになる。

 

 

3.自分の声に圧がない(腹式呼吸)

上記2つを達成するために必要なのが腹式呼吸。

海外ドラマや映画を見るとわかるのだが言葉一つ一つに明確な圧がある。

例えばこのセリフ

「今日はいい天気だな」

「きょうはんきだな」

このように太字の部分にアクセントがついて聞こえるはずだ。

自分で声に出していってみよう

・・・海外ドラマのように聞こえるだろうか?

聞こえないのであれば腹式呼吸をやり直した方がいい。ボイストレーニングに行って腹式呼吸をマスターしたい!と言えばすぐにできるようになるはずだ。

出来た人はそれを持ったまま芝居をしよう。自分のキャラクターに合わせて圧を変える必要はあるだろうが圧をかければ自分のセリフに明確な意思を感じることができるはずだ。

日本人は察してほしい、察する能力が高い。それは奥ゆかしくいいことではあるが芝居に関してはマイナスに働くことが多い。

前述のとおり芝居は自分の意思を「自分→相手→見ている人」と伝えるもの。

普段の自分の意思表示よりもっと奥に届けることができないと「いい芝居」とはなかなかなりにくい。

 

 

何を受け取るか。何を発信するか。発信したモノの質。

という感じで記述したが、あくまでこれば私の芝居。これを見た人が同じことをして同じ結果になるのは稀だろう。

しかし、自分の芝居のちょっとしたエッセンスになれるとは思うので芝居を始めたての人は心のどこかに置いてみてほしい。

きっと、芝居が楽しくなると思うので。

ではまた。