3/4なのに桜が咲いている、
世の中がどんな状況になっても
季節はちゃんと巡ってくるのだとつくづく感じる。
こんな日は
311の春を思い出す。
あの年の4月末、
地元に音楽家をお呼びしてコンサートを開く準備で
協賛をお願いしたり、
チケット作り、販売、告知
実行委員会の皆さんとの打ち合わせ、
忙しい最中だった。
成田市は震度6、その後も余震が続いて、
言い出しっぺの私はコンサート決行の判断を任された。
4月に入るまで動きを止めて
世の中の状況を見ていた。
いつの間にか桜が咲いて、
季節は順調に暖かくなっていた。
協賛企業も、ゲストの皆さんも、スタッフも
私がやると決めたら動けるようにしているからと
言ってくれた。
4月の頭に決断。
やろう。こんな時だからこそ、音楽で力を得てもらおう。
不安はあったけれど
蓋を開けると
乳児や関係者も含め、100名を超える来場者となった。
当日は晴天。
友人も来てくれた。
家族も手伝ってくれた。
みんなが音楽に救われるひと時だった。
実は、
全国数カ所でバトンを私ていくコンサートだったが
1箇所目の東京会場が被災したため
2箇所目のこの成田がトップ開催になって
次の会場に繋いで行くことになった。
この季節、静かで穏やかな晴れの日、青空と桜を見ると
あの時を必ず想い出す。
今日も想い出していた。
今日はお友達と地元リトリート。
温泉という名前の施設が結構ある、
行ってみると楽しいもので
余計なことを考えなくなるのね。
遅めのランチは和食で。
1月に一人で行ったご近所温泉、
今日も晴天で気持ちがよかった。
河津桜かな、、
裸でいると
そのうちにそれに慣れる
頭も心も裸になる
思考の濁りとか
心の小さなモヤもやとか
気負いとか
不思議と抱えていられなくなる
温泉だからか、
裸だからか、
無音な環境だからか、
田舎の風景の中だからか、
一緒のお友達が無駄な力を使わない人だからか、
この無防備さは
自分に必要なもの。
もう抱えていなくていい、
先のことも考えなくていい、
置いてきてしまった自分にやっと戻れる
他のことは目に入らなくていい
ゼロを感じていられる幸せを味わってる。
使命も天命も
以前よりもっと鮮明に、明確に、見えてきている気がする。
ここからだ。変わっていく、きっと。
まず
自分を見る、知ることから。
これかもしれない、
あれかもしれない、
早く見つけなくちゃ、に陥らず
心も脳も体も自然に動いていく
自然に人から求められる
自然にやってくる、向かっていく
そこに身を置けるようにサポートしていくメニューです。
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