小沢VS検察ですが、この構図、まさに国会議員が政治権力に・・・。

 ということに見えますが、日本のように議院内閣制の国の場合、それも、民主党政権のように党が政府を支配する構造をもっている場合、果たして、その与党議員に対する政府の追及が「国会議員に対する政治権力の粛正」とみることができるか疑問なところです。

 しかし、日本の場合、議員の権力というのが、思った以上に弱い。

 それは、法律や制度というのは理屈であり、論理の構築です。

 いくら最終決定を国会で行うという国会議員も、人を殺した人は、ご褒美がもらえるという法律が作れないように、まったく、論理を無視したことは決定することができません。 

 それにも関わらず、国会議員は、知的に多少劣った人、党組織も同じであることが多い。

 それに比べ、官僚組織というのは、論理の力、情報力に優っています。

 かつ、試験制度なので、二世官僚などというものも存在しないことから、常に優秀さを保っています。

 そのあたり、後援会の利権で、やる気も能力もない議員がいることを比べれば、格段に実力が違いすぎるのでしょう。

 どうも政治制度が社会の実態についてきていないわけで、政治改革を行うことなく、利権にまみれてきた政治家個人のデタラメぶりが、検察の横暴を許してきたのかも知れません。