民主党鳩山政権が年をしっかり越すことができるのかという雰囲気になってきました。
政権の崩壊も意外に早いようだ。
鳩山政権崩壊寸前の原因
1 鳩山氏というカネに汚い人が総理というのが良くなかった。
2 マニュフェスト原理主義となってしまい、人の意見を聞かなかった。要するに、 選挙での勝利の要因がわかってなかった。
3 参院選に勝利を意識しすぎた。
4 小泉郵政、小泉政治を意識しすぎて、ポピュリズムに走りすぎた。
5 民主党議員自体、政権の重みをあまりにも軽く考えすぎていた。
なぜ、このような鳩山政権崩壊の原因を作り出してしまったのか。たとえば、なぜ、鳩山総理でなければいけなかったのか、ポピュリズムに走らざる得なかったのかということを考えると、現在の日本政治における政治家の考え方に問題があるとしかいえない。
ようするに、民主党という、議員一人一人がエゴイストであり、自分、自分という人物が多く、もし、長妻総理ということになれば、野田、岡田、前原などなどから反発があり、党としての一体性が即崩壊することになる。
そこで、民主党を鳩ママのお金でつくった結党の立て役者である鳩山氏しか党の一体性を保つことの出来る人物はいなかった。
小沢氏ですら、リークで代表をおろされてしまったわけだし。
また、もう一つ、民主党に見られるミーイズムは、たとえば、環境問題のような流行の善行に煩わされやすい体質をもった議員が多い。
ダイオキシンが無毒だということがわかっても、そのことを認めようとしない頭の固さをもったミーイズムの政治家は自分かわいさが目立ち、政治家として器の大きさはない。
その点、かつての自民党結党の立役者の三木武吉や、政権奪還した野中氏のような大きな器をもった人物がいなかったわけだ。
あえて言えば、小沢氏くらいが己を捨てて政局を作り出す政治家といえるかもしれない。
事業仕分けなどいきなり変えようとする政治手法をとるよりも、小沢氏が言うように、議員はまず次の選挙で勝つことが大事と、選挙区でどういう政策を採るべきか選挙民に聞きまくって、聞きまくるという手法をとっていた方が、大義名分がたったのではなかったと思わざる得ない。
その点、選挙の勝利の要因を「政権交代」とみずに「マニュフェスト」にあると見た政治家が多かったわけだ。
しかし、本当は、「マニュフェスト」ではなく自民党議員とその権力体質にNOだったわけで、「政権交代」こそに支持があった。
果たして、民主党はこれから大きく舵を切り返すことができるのか。
それとも、分裂寸前か。