中川元衆議院議員が亡くなりました。

 

 その死から考えてみると、小泉政権以後、自民党からはたくさんのワイドショー的なニュースが報道され続けました。

 ポスト小泉後、安倍政権から松岡農水相の自殺から、安倍総理自身の体調不良、福田総理の「あなたとは違うんです」発言、そして、麻生総理の「バー通い」から、中川議員の「ろれつ回らず」会見まで。

 松岡農水相の自殺は、黒霧の如く、日本の政治の暗部がありましたが、その後は、ほとんどワイドショー的。

 それほど、政治の失点がなかったにもかかわらず、自民党政治のだらしなさだけがクローズアップされました。

 そして、最後の麻生政権では、末期的症状である自民党の団結ですら、中川秀直氏、最後には総理の盟友である鳩山邦夫氏まで麻生総理の足を引っ張りました。

 また、矮小な政策であるエコポイントやエコ減税、はたまた、定額給付金などの「too little」政策が目白押し、自民党政策の矮小さ加減がクローズアップされ、また、天下りや二世議員などの万年与党による特権階級の出現など、自民党が政権にしがみつくことによって生まれた特権が拡大視されました。

 選挙で戦ってナンボのものの政治家なのに、小泉郵政解散の味が忘れられないと、ポピュリズムに走り、古賀誠選対委員長がそのまんま東知事の自民党総裁就任の意見を聞きそうになったりと、見苦しいものを見せつけました。

 失政がないにもかかわらず、政策の幼稚さと政権に対するしがみつきが、今回、あってはならない民主党政権の誕生を助けたわけです。

 そのおかげで、外国人がどんどん定住し、そのうち、外国人が参政権を得て、勝手に日本をいじり回し、日本は、バターのように融けていくのでしょうか。

 すでに、戦後60年以上、戦後と戦前の歴史の断絶は続いたままです。

 このままでは、日本、そして、日本人は消滅し、鳩山総理が言わんとする友愛世界市民という名の住民がうまれるのでしょうか。

 日に、日に、日本らしさというものが、日本人にとってわからなくなってきているように思います。

 そして、政治の中で、少しずつ日本を破壊しようという政策が実施されようとしています。

 これは、日本にとって危機なのではないか。

 世界が、国家、国民、文化、歴史の枠組みで動いている中、日本は、その国家、国民、文化、歴史を忘れつつある、漂流する国民、そして、消滅する国民となるのでしょうか。

 かつてのローマ帝国、ローマ人は、溶けてなくなってしまったわけですが、日本人の運命もそうなるのでしょうか。

 過去、尊皇攘夷、明治維新で日本を守ろうとして志士たちの歴史も無駄に帰すのでしょうか。

 日本独立のための戦争である日清戦争、日露戦争、そして、大東亜戦争も、多くの血を流した将兵の労苦も無駄に帰してしまうのでしょうか。

 日本の歴史を終わらせてよいのか、我々、日本人は再度考える必要があります。