国民新党の亀ちゃんこと亀井静香議員が暴れ回っています。
弱小党が民主党内部で埋没しないように存在感を示すためらしいですが、それでも、すごい暴れ方。
ある意味、ほほえましいくらい暴れています。
しかし、この亀ちゃん、無茶苦茶したたかな奴です。
社民党は、辻元が封じ込められ、福島は舞い上がり、完全に封じ込められています。
これも小沢一郎氏の戦略でしょうか。
その封じ込め戦略に負けまいと、まるで冗談の如く、火炎を吹きまくる亀ちゃん。
中には、亀ちゃんはマルキストであり、共産主義政府をつくるために、権力的横暴をやろうとしているのだと主張する人もいるようです。
個人的にはそれはないと思います。
しかし、キーボードに国民新党(「こくみんしんとう」)と入力すると、「国民神道」と変換が出るように亀ちゃんこと亀井氏こそは、コテコテの国家主義者であり、皇国史観者です。
彼のホームページをみると、いきなり、神棚を背後に亀ちゃんが歌い始めます。
ホームページには世界の人々がなぜかのっています。
八紘一宇なわけです。
八紘一宇などの右翼国家観と共産主義帝国は全く相反するものではなく、強力な中央政府の統制という意味では同じです。
強い政府による統制をはかる。
このことは亀井氏を観察する上では重要な視点であるように思います。
彼自身が郵政にあれほどこだわるのも、決して、特定郵便局長からの献金や、財政投融資を利用した建築による土建業からの献金のためではないということです。
それだけのためだったら、彼はとっくの間に政治をやめたことでしょう。
しかし、亀ちゃんの頭の中には、彼の政治的理念である「日本人は一つの家族である」ということがあるのでしょう。
もし、日本人が一つの家族であるならば、日本という国家によって日本人一人一人が平等に利益を受けるべきであり、郵便局という国家保護の金融機関により皆が等しく金利など財産的給付を受けるということがあるのではなか。
そうならば、自己責任という名の下に、同じ日本人でもうまく動き回った人間だけが不労所得を得ることは亀ちゃんにとって許し難いことなのでしょう。