ぎやまです、

今の僕をつくっている質問があります。
今でも定期的にする質問です。

それが

「3年後に成功しているために
今日なにかをしただろうか?」


という質問です。

この質問には3つのポイントがあります。
これを今日をシャアして来たいと思います。

====================
ポイント1:
1週間後ではなく、3年後
====================

この質問は、

「3年後成功しているために」というのが特徴です。

なぜ明日でも、3日後でも、
1週間後ではなく3年後なのか?

それは自分自身が冷静に自分を見ることができて
考えが整理されていないと、

「3年後のためになにかできたか?」

という質問の答えが出てこないからです。

人は目の前のことに追われると
思考が目の前のことで制限されてしまうため
視野が狭くなってしまいます。

例えば、

「明日が納期」だけどまだ出来上がっていない
仕事があると、その仕事を終わらせることに
いっぱいいっぱいで「今夜なにを食べるか?」
ということすら考えることができません。

悩みの相談に来る人たちに

「3年後成功しているために、今日することはなんですか?」

と質問してもほとんどの人が
答えることができません。

それは、答えがないわけではありません。
ただ視野が狭くなっているだけです。

人は壁に当たってしまうと
広い視野で物事を見ることが
できなくなってしまいます。

視野の狭さはチャンスを見失ったり
思考の浅さへつながってしまいます


そのため、意図的に自分の思考を広げる
『3年後』という質問が大切なのです。

====================
ポイント2:
一発よりコツコツ
====================

これは僕自身の性格と価値観も関係します。

僕は3年後に「やばい!」といって
焦ってやるよりも、今からコツコツ積み上げていきたい
と思うタイプです。

3年後に全力でダッシュをしても
成功するかもしませんが
それよりもコツコツ積み上げていくほうが
僕には合っています。

『うまくいく根拠を積み上げていく』

それが今日、明日では結果につながらない
かもしれませんが、あまり気にしません。

僕は、3年から5年先をみて
常にいま準備を始めています。

もちろん芽が出ないこともありますが、
それでも種をまき続ける。

それが僕の安心できる生き方です。

成功する根拠を積み上げていけば
ある時急速に結果が変わるタイミングがきます。

僕はそれを信じて種をまき続けてきました。

====================
ポイント3:
心地よさより「本当のこと」を知る
====================

「3年後成功しているためになにをするか?」

この質問は
「今日、家を出るときに鍵を閉めたっけ?」
というような、簡単な質問ではありません。

僕自身は、非常に怠け者で自分に甘い性格です。

つい現実から目を背けて
「うんうん、うまくいってる」
と自己満足に浸ってしまいます。

自己逃避に近いかもしれません。

甘えは居心地がいいものですが
成長するための原動力も奪います。

成長するための原動力を手に入れるためには
自分の現在地を正しく知らないといけません。

いまどこにいるのか?

それは自分のイメージだけではなく、
実際どうなっているのか
それをしっかりと見つめて
確認しなければいけません。

アスリートが自分のフォームを
ビデオで録画してチェックするのと同じです。

いまの自分がどうなっているのかを
正確に見つめないといけません。

甘えという居心地の良さから
僕を抜け出させてくれるのが

「本当のことを知る」

ことです。

だから、僕は自分にいい言葉や
居心地よくなる言葉をかけてくれる人より

真実を示してくれる
真実を伝えてくれる

一見厳しく見えるような人を求めています。

甘えが身を滅ぼす

ということはほとんどないと思います。

ただ僕にとっては大敵だったということです。
僕は自分に甘いのです。

だから、自分自身に現実を突きつけるように質問します。

「自分は3年後成功するために
今日なにをしただろうか?」

それは自分にOKをだすための
質問ではありません。

「朝7時に起きたからOK!」
「アポイントを3人したからOK!」

...

自分を正確にジャッジするための質問です。

自分の求めているものにふさわしい行動をしていますか?
どんな法則を自分の中でもっていますか?


すぎやまてつや