今日、割と仲の良い職場のパートさんが、私にお話をしてくれました。
10歳の子供をお風呂にいれているというので、
「あれ？10歳ってお風呂一人で入りませんでしたっけ？」
と聞いたら、
ちょっといろいろあって… 全部一緒にやらないとダメなんです。と。
よくよく聞くと、言葉が喋れないと。
10歳にして、知能は1歳半ぐらい。と。
見た目だけおっきくなった赤ちゃんみたいな感じですよ、と。
お母さんは、妊娠したとき、妊娠中毒症になっちゃって、これ以上お腹に赤ちゃんを入れていたらあなたの命が危険ですと言われ、2か月もはやく帝王切開をしたんだって。
もともと、とても小さい体で、背も小さいパートさん。
お腹が大きくなって、体が妊娠を受け入れられなくて、耐えられなかったのかな。
妊娠のにの字も知らない私だけど、
その人は、
「でも、別に不幸なんかじゃないんです！」 「家族3人で笑ったりして、楽しいんですよ」
って私に言ってくれました。
不幸だとは思わないけど、
少なからず大変な苦労をしているんだと思う。
命を産むってこと。
当たり前に生きてる事は、本当は当たり前じゃないんだね。
私にもし子供が産まれて、障害を持って産まれたら、私はどうやって生きていけばいいんだろう。って自然と考えてしまった。
私も子宮が弱いから、今から母体を整えないとな。
新しい世界を知って、なんだか深い気持ちになった今日でした。
