ニュースで、川島なお美さんの訃報を知りました。

そして北斗晶さんの、乳がん告白もアメブロで知りました。

最近、芸能人でもがんになられる方のニュースが多くて、それだけで悲しくなる。






川島なお美さんは胆管がん
北斗晶さんは乳がん


それぞれ違うガンだけど、細胞の突然変異ということは変わりがない事実。
そしてがんは、日本において昭和56年より死因の第1位となり、
現在では、年間30万人以上の国民ががんで亡くなり、3人に1人が
"がん"で亡くなっていることになります。


そんな私も少し前までは、ガンの予備軍でした。
子宮頸がんです。


本当にこわいよ。
痛みも苦しみもな~んにもないんだよ。
なのに、検査をしたらヒトパピローマウィルス
(子宮頸がんのウイルス)が陽性だったの。
今は陰性に戻ったので、とりあえず一安心ですが。




川島なお美さんにおいては、末期でも抗ガン剤治療を受けなかったそうですね。
女優業に支障がでないように、最後までやりきるため。
だから民間療法で、免疫力を上げる食事やサプリやドリンクなんかを飲んでいた
みたいですが、がんの進行の早さなどから考えると、民間療法ではあまりにも
微力だったのかも知れません。
民間療法という、その選択肢が、その人にとって良い最期に必要だったのなら、
それはそれで、良かったのだと思う。

苦しい思いをして、髪も抜け落ちて、そこまでして延命したくない人だって
いるもんね。
なにを選ぶかは、その人次第。




そして、北斗晶さん。
あんなにいつも元気いっぱいで、茶の間を笑わせてくれる北斗晶さん。
あんなに健康そうな人にでも、がんはやってくる。
乳がんにかかる女性は12人に1人と言われています。
12分の1。それってけっこうな確率です。
乳房の切除は、女性にとって最大の悲しみだと思います。
自分が女性じゃなくなってしまうような感覚・・・
だけど、病気が広がらないようにするために、彼女は切除を決めました。



川島なお美さんも、北斗晶さんも、

まわりに迷惑をかけないように、

ギリギリまで普通通りの生活に見せかけていた。

笑顔で、元気、活動的で。

でも、そんなに頑張ろうとする必要って、正直、あるのかな。

あくまで私の意見だけど、もっと弱さを見せつけてもいいと思いました。


私は、子宮頸がんの検査にひっかかって、細胞の異形成が見つかったとき、
会社の上司にはこう伝えました。
事の経緯を伝えたあと、

「そういうことなんで、
仕事はほどほどにさせて頂きます」
と。



自分の命に関わるかもしれないこと。
自分の体が一番大事。
仕事なんて、正直どーでもいい。
ガンになったって、会社は責任などとってくれない。
だったら、自分の体は自分で守るしかない。


そこから私は、
私を守ることに集中していったんです。


生理痛がひどい時は仕事に行かない。
なんとなく体調が悪い日もお休み。
行きたくないなーって時は、午後から出勤。
友達のお誘いも、行きたくなかったら断る。
なんとなく気乗りしない時も、自分の心に従って、行かないようにする。


今までがんばり過ぎて、自分の心と体を無視していたから。
だから私は子宮頸がんの検査に引っかかったと思ってる。


だから、女性でがんになる人は、もう頑張ろうとしなくていいよと言いたい。
仕事どうしよう・・・・じゃなくて、仕事は休んでください。
やりたいことだけやって、無理に笑顔を作るのはやめてください。
弱さも受け入れてください。


病気は体からのサインです。

本当にそう思う。
意味もなく、病気にはならないと思う。
どう捉えるかはその人次第。








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