先日e-mobileのポケットWiFiを
最新の最速のものに変えてきました。

初代が7Mbps
次が21Mbpsで3倍の速度
今回が42Mbpsdeさらに2倍の速度
これを見ると
「世の中便利になったな~」と思ってしまいます。
でも落とし穴があります。
みなさんに見える「世の中便利になったな~」の表の姿の裏に
隠せなくなってきたサービスを提供する側の
進化するハードと矛盾して退化するサービスの
重大な問題が見えてきます。
それは、物理的な回線の懐の限界です。
去年あたりから、全てのキャリアは、1~3日で
300万パケットを超えた通信を
行ったユーザーに対して
通信スピード制限する懲罰ルールを
わかりにくく施行しています。
(各キャリア差異があります)
※300万パケットは、366MBです。
youtubeの動画3~4時間分見たら
翌日即通信制限です。
仕事などで重たいデータなどをDLなどしたら
翌日即通信制限です。(これが一番最悪です)
e-mobileを例にしてしまいますが(例にしてごめんなさい)
以前は、1ヶ月300GBで、1日あたり約10GBでした。
現在は、1日あたり0.366GBです。
10GB → 0.366GBです。
爆発的に減っています。
最新のポケットWiFiの通信スピードが42Mbpsにあがり
「気軽に高速通信」を売りにしているという事は、
重たい動画やサイト、データのダウンロードやアップロードなどが
快適になっており
「どうぞ、よりヘビーに回線を使ってください」
と言っている事になります。
なのに
「でも、ヘビーに回線は使わせません」
「もし使ったら次の日ほぼ使えなくします。」
と逆の事をわかりにくく言っています。
これは、e-mobileを非難しているのではありません。
以前から言われていた、物理的な回線の懐の限界です。
企業が、それをクリアにする場合
インフラに対する設備投資が莫大な金額になり
現状、すぐに対処するのは不可能なのが現実です。
それを隠すための苦肉の策が、
重量制課金の復活と通信制限です。
これまでは、地球上で2%のユーザーが
ほぼ大半のインターネットの回線を占拠していました。
そして、それ以外の98%のユーザーがその2%のユーザーの
お金を払ってあげていた状況でした。
これからは、スマホやタブレットの普及とハイスペック化により
ライトユーザーであった98%のユーザーが
ヘビーユーザーの2%に移行していく事になります。
しかも加速しています。
その加速にインフラの整備が追いつかないのが現実です。
通信制限は、重量課金復活の前段階だと
考えるのが妥当かもしれません。
15年前あたりに接続時間をシビアに気にしながら
ネットサーフィンをしていた化石時の記憶がよみがえります。
ヤフオクで熱くなり10万近い請求が来た記憶がよみがえります。
(関係ないです)

スマホ2台にタブレット2台、PSPにPS3、PC4台たしかにパンクしますね。
もしかして回線パンクって自分のせい?
e-mobileを非難しているのではありません。
逆にがんばってくださいと言いたいです。
4年連続販売NO.1なんですから。
「便利になって退化の改新」