グアムの景気が悪くなっているんですかね。
治安が悪くなってる気がします。
って事でカレー屋に泥棒が入りました。
この記事を書くにあたり
改めて言葉で書くとどうなるのかググってみたのですが
泥棒や空き巣って言葉は口語で
罪名としては強盗か窃盗。
んで、人の物を盗むと窃盗になるのですが
そこに人がいて、その人が泥棒の存在に気づくと
強盗になるようですね。
んで、カレー屋の場合
営業時間外の午前4時ごろ、
空き巣が入り、窃盗されました。
ま、言葉なんてどうでもよいのですがね。
定休日明けて朝店に行くと
ドアの鍵のシリンダーがごっそり抜かれていました。
もうみたまんま、何が起こったか察しました。
取り敢えず現状維持と思ったので
車からタオルを出してきて手袋代わりに。
ドアを開けて店に入って
「ま、取り敢えず持ってくだろうな」
と思われるPOSレジ用のiPadを見ると案の定消えていました。
「まーな」
っと思いながらキッチンに入り
調理用の使い捨てビニール手袋に装着し直して
電気をつけて改めて店内を観察。
レジの足元に小銭が散乱しています。
レジカウンター備え付けの引き出しと
棚に置いてあった収納箱が店の再奥に移動していて
物色された形跡があります。
大分状況が把握できました。
ってところで警察に通報。
「すぐに向かう」
との事でしたが、ま、事件後の案件だし
のんびり30分くらいはかかるでしょう。
って事で店が入っているビルの管理に報告。
直ぐにマネージャーが来たので現状報告して
壊された鍵の修理手配と
ビルの監視カメラの確認を依頼。
それから保険会社に確認の電話。
盗まれたiPadで使ってた
会社用のアップルIDのパスワードの変更と
そのiPadで使った事のあるメールのパスワードも変更。
ってところで営業の事に考えが及び、
iPadはグアム島内でも購入できる場所は何箇所かあるので
在庫があるかどうかは運次第ですが
共に盗まれたiPad用のスタンドをどうするか。
そう言えば知り合いのカフェオーナーが
その昔一緒のPOSシステム使ってたってのを思い出し
連絡すると使ってないのが倉庫にある、との事。
これはラッキーでした。もしなければ本土にオーダーなので
手元に届くまでに数週間はかかっていたでしょう。
次にレジスター。
帰宅の際はレジスターは空にして開けっ放しで帰ります。
こういう事が起こった際に、
閉めているとそれごと持って行かれたり
壊されたりして、そっちの被害が拡大するからです。
なので壊されてはいませんでしたが
閉められていました。
レジの開閉はPOSと連動されていて
iPadがないと逆に開ける事ができません。
因みに、普通はレジの裏にボタンがあって
それを押すと開くようになっているのが多いと思いますが
何故かカレー屋で使っているのはそれが無く。(か、見当たらない)
ただ前面に鍵穴があるので
記憶を頼りに鍵を探すと以外にわかりやすいとこに置いてました。
POSなしでも、POS導入前は手書きでやっていてそのノウハウもあるので
レジとクレジットカードの機械があれば
取り敢えず営業はできます。
っとちょっと一息ついたところで警察到着。
表まで迎えに行き、一緒に店内に入る前
私の手袋に気づいたのか
「鑑識をよぶか?」
的な事を聞かれます。
逆に「よばないんだ」=捜査をしないんだ
っと思いながら少し聞いてみると、曰く
「やるなら店全部を指紋検査する。その場合、粉で無茶苦茶になる。その後の掃除はしない」
すなわち、「面倒だよ」と聞こえます。
その昔、指紋検査に立ち会った事がありますが
当然ながら特に店全体を全部する必要もなく
ま、あの粉は粒子が非常に細かいので掃除しにくかったりはしますが
怪しい箇所(犯人が触れたであろう箇所)を
ピンポイントで検査することは可能で
もっというと表面が滑らかな箇所、
例えばドアとか、盗まれたiPadがあったレジ周りだとか
そこらへんをササッと調べるのは簡単で、
かつはっきりした証拠が得られたりしますが
ま、面倒くさそうだし
どうせ犯人捕まんないだろうし
ってか、捕まえる気がなさそうだし
忖度をして「鑑識の必要なし」
と伝えて素手で入店。
自分の手袋は少し湧いた怒りと共にゴミ箱に捨てます。
(↑これ大切)
写真2、3枚撮りましたかね。
んで、被害を「自己申告」で報告。
終了。。。
5分かかんないくらいですかね。
ただその後が長かった。
曰く、
家族がここのカレーが好きで、
自分も何回かきた事がある。
ただ、今度自分の顔を見ても
特別サービスは必要ないから。
とのこと。
ふーん、忖度する店がグアムでは多そうですね。
ま、弊社はそういうの大嫌いなのでしませんが。
それで言うと、
グアムの政治家さんや、お偉いさんが
特別サービスまでは行かないまでも
席を優先して空ける、などの特別待遇は当然とする空気はあります。
ま、グアムは小さな村社会なので
その程度は気を遣う店が多いと思います。
するしないは会社の方針なのでどっちでも良いと思いますが
弊社は「同じお金を払うなら、同じ待遇」がポリシー。
その人の地位や身なりで変えることはありません。
加えると「お客様は神様」とも思ってなく
客側と店側は平等で同位。
払った物、提供する商品やサービス、
これら対価は対等だと思っています。
ま、それをどう評価するかは客側だけ、
なので不平等ですけどね。
話がそれました。
で、
その日は普通に営業しました。
久しぶりの手書き伝票は面倒でしたが
それを経験した事のない新しいスタッフもいたので
彼らの経験にもなったし、私自身も勉強になったし
断食月(レント)で忙しくないこのタイミングで起こったのは
逆にラッキーだったと思っています。
で、本題である、
グアムのビジネスオーナーさんや
運営を任されているマネージャーさんへのメッセージです。
今回の事件、防犯カメラに一部始終が残されていました。
事件があったのは日曜日の未明、
(日曜日に日付が変わった朝の4時頃)
1台の車がカレー屋の正面ドア真正面の終車スペースに停まります。
男性(と思う)が一人車から降りてきて
車のボンネットを気にしているそぶりを見せながら
あたりを伺っています。
すると突然しゃがみこんで、
ススっとドアにアヒル歩きで忍び寄ります。
この動きの俊敏さはグアムで初めて見たほどです。
鍵をコソコソ、1分経たないほどで何か(取り外した鍵のシリンダー)
を持って一旦車に戻り、で、改めて店内へ侵入。
防犯上これ以上公開できませんが
手口からしてプロ。かなりの手練れです。
映像を見るまで実は全く違う犯人像を疑っていました。
近隣の店舗の被害はなかったようなので
具体的には「怨恨」を疑いました。
グアムでビジネスをしていれば分かると思いますが
色々な場面、色々な状況で
この地は逆恨みが本当に多い土地柄だと思います。
だたし今回は明らかにプロによる犯行と断言できます。
先ず、鍵がシリンダーごと抜かれている事。
ピッキングとか、そんな鍵を開ける技術ではなく
鍵を取り外す技術ですからね。
そんな事できるんですね。敵ながらあっぱれです。
もし怨恨ならもう少し荒っぽい手口で侵入するでしょう。
次に、金目のもの以外は興味が無い様子だったこと。
例えばiPadの充電コード。
プリンターやペンたての後に回していたのですが
荒らす事なくスッと抜き取った感じで。
んで、iPadには専用のスタンドにはめ込まれていて
そのスタンドはPOSシステム専用のもの。
この枠組みをはずす為には特殊な工具が必要なのですが
それを探す為に引き出しなどを店奥の死角に運び
入念に物色したようです。
ちなみに泥棒の滞在時間は1時間。
なかなか余裕な感じで仕事に励んだようです。
ちなみにその1時間の間にビルが雇っている
警備員が店のドアの目の前を通っています。
本来ならこの時間駐車している車があれば
ナンバーを書き留める事になっていますが
うっかり忘れていた様で記録なし。
ただ、その警備員、
何か大切な用事があった様で携帯電話の画面に釘ずけで警備、
というか徘徊しながらドアのすぐ前を素通りする様子は映像に記録されていました。
事件発生から1日半後に私が気づくまで
うっすら半開きになった鍵が抜かれたドアに
翌日の夜通しの警備の際にも気がつかなった様で
グアムの警備員は大らかで、泥棒にも良い場所ですね。
さてこんな話をカレー屋のお客さんにしていて
カレー屋の顧客にはローカルビジネスオーナーが多かったりするのですが
「俺のところもやられた」
とか言う人が結構(7名・7箇所)いました。
ここ1、2ヶ月でこの数はグアム規模だとなかなかの事件規模だと思いますが、
ま、警察も忙しいのでしょうね。
ある方は、自社倉庫に入られて少し特殊な機材・商品を扱っていたので
盗っても金にならない・使えないものだったのですが
商品を壊されたり、施設を壊されたりで結構な被害があった様です。
って事でまとめです。
1、レジは空にして開けて帰り、当然現金は置かない。
2、警備員との契約内容を再確認、場合によってはチェンジ。
3、グアムの景気が良くなることを願う。
4、捕まえる側がもっと仕事に励むことを祈る。