金沢へ到着。
予約の時間にギリだったので急いで向かいます。↓
迎賓館の中に位置するレストラン。
エントランスに迎賓感が漂います。↓
店名はポールボキューズ。
金沢なナプキンリングがいかしてます。↓
お上品な店内。↓
最初のセッティングはこの眺めでしたが
孤独感がますので席の配置(向き)を変えて
雪の舞う外を眺めながらランチです。↓
さて、
金沢で何故フレンチ?なのかですが
最初は寿司を食うために金沢行きを決定。
他にも美食はないかと調べていて、
フレンチというか、ポールボキューズの名前に目が止まりました。
アメリカに来て間もない頃、
まだ英語を習ってる学生な頃ですが
一刻も早く仕事ができる程度の英語の習得が必要。
で、
レストラン業務でキッチンの場合は
英語力はそれなり程度でも問題ありませんが
私の場合はサービスとマネージメント側なので
それなり程度の英語力ではダメな訳で。
学校の勉強はそれとして
家に帰っても英語の本を読み漁っていました。
特に料理関係の本は辞書を片手によく読みました。
その中の一冊がポール・ボキューズさんの本。
料理の腕はもちろんのこと
経営者としても
人としても素晴らしい方。
そんな憧れの方です。
詳しくはWikiなりで調べて欲しいのですが
現代フランス料理の土台を創った方と言っても
決して過言ではないシェフです。
本店はフランスはリヨンにあって
驚くべきことに50年以上に渡り
ミシュランの3つ星を維持しています。
ご本人は惜しまればがら昨年お亡くなりになりましたが
今では世界で多くの系列店があり
日本では「ひらまつ」グループが経営展開しています。
本当はディナーでその本領を味わいたかったのですが
この日が年内営業最終日、
で、ランチしか予約が取れず。
それでもいくつかシェフのシグネチャーが楽しめる
特別ランチコースを
また、各お皿に合わせたワインペアリングもいただきました。
まずはアミューズ。↓
もうこの時点でこれからの料理が素晴らしいのが予想できました。
ワインは銘柄忘れましたがシャンパンを。
前菜1皿目。↓
素材の組み合わせ。
奇を衒わない王道フレンチに
ちょっとした「現代」も取り入れた感じ。
本当に美味しい一皿でした。
ワインはボルドーのソーヴィニヨン・ブラン。
前菜2皿目。↓
フォアグラ。
ソースが絶品でした。
ワインはソーテルヌ。
王道のペアリングです。
魚介の主菜。↓
奥にあるのはワインビネガーのサルサのようなもの。
途中味変えになり、上手いです。
その右横はエシレのバター。
王道です。
肉の主菜。↓
ソースが素晴らしいです。
これぞ王道フレンチ。
左の添えはマカロニグラタン。
マカロニグラタンはボキューズさんが考案したそうです。
デザート。↓
名物のワゴンサービス。
どれでも好きなだけ、ってやつです。
手前タルトタタンは王道。
右奥のメレンゲもシグネチャー。
画像にはありませんがクリームブリュレも
ボキューズさんが創ったものです。
本当に素晴らしいお料理でした。
改めてシェフの偉大さを感じました。
このランチコースで一人9000円。
最近のフレンチも良いですが
「プロの料理を食べている」
そんな気にさせてくれる価値が十分にあります。
ワインペアリングを合わせて総額2万円弱。
っと、考えればワインペアリングは
正直値段に対して若干残念なセレクションでした。
納得のいかない飲料の追加料金もありましたし。
サービスも店側のお仕着せを感じました。
ワインやサービスはその時によるのでしょうが
お料理はまた味わいに伺いたいです。











