ちょっとお堅い記事が続いたので
マニラのグルメ紹介です。
この日のディナーはフィリピンでビジネスをしている先輩と会食でした。
どこにしようかネットで検索。
ちょっと良さげなフィンダイニングで
ホテルではなく、街場で。
んで見つけたのがここ、Sala Restaurant。
テイスティングメニューに
ワインを合わせてもらいました。↓
5コースで3400ペソ、7000円って感じですかね。
それにワインのペアリングが1450ペソ、3000円って感じです。
これに税金とサービス料合わせて25%とか乗っかります。
まずは前菜1、焼きタコ。↓
タコの火の通し加減が絶妙でした。
調理技術がしっかりしています。
また、出来立てを直ぐ運ぶサービス。
この二つが揃わないければいけない食感。
グアムでは味わえない一皿です。
サービスでいうと、
店の雰囲気もあったのでお水はボトルを頼んだのですが
なくなる前に常に適量を注いでくれます。
合わせるワインも、料理の提供時間を考え
早すぎもせず、遅すぎもせず。
これもグアムでは見られないですね。
グアムの場合、お水は継ぎ足し面倒なので並々と。
あとワインはご自分で。
これ、通常はレストランとしてありえないんですけどね。
唯一例外がシェラトンのプレジデントの鉄板エリアかな、と。
和食エリアの方はグアム スタイルですね。
ファインダイニングのサービスつっても
ちょっとしたことなんですけどね。
フィリピンのフィリピン人ができるってことは
ちゃんとしたサービスをする気になれば
グアムでもできると思うんですけどね。
そんなこんなで前菜2、焼き貝柱。↓
これも火の通し方が絶妙。
添え物も一つ一つが意味があって
完成度の高い一皿です。
魚の主菜。↓
ポレンタにほんの少しカレー粉を入れていたと思います。
満場一致で「これ美味いなぁ。」な一皿でした。
肉の主菜。↓
非常にソフトな肉質。
リゾットの仕上げも完璧です。
デザート。↓
パンナコッタにはオレンジ、
シャーベットにはアプリコットとタイム、
その隠し味が良いアクセントになっています。
合わすワインは程よい甘口リースリング。
ワインまで混ぜて完成の一皿でした。
この後焼き菓子とコーヒー。
焼き菓子も手を抜いていませんでした。
一つダメ出しするとすれば
ワインのペアリングですかね。
一言で言えば無難。
面白みはないです。
おそらくですが、フィリピンでのワインは
仕入れの時点で割高になっているのだと思います。
まだ一般的に食事とワインを嗜むって段階でもないでしょうし
需要と供給の関係で
入ってきているワインも限りがあるんだと思います。
グアム と同様ですね。
その限られた種類と予算の中ではできることも限られるでしょう。
それを踏まえると満点なペアリングです。
いやぁ、このレベルの食事とサービスをマニラで楽しめると思ってもいませんでした。
また、料理内容とサービスを考えればお安い値段設定だと思います。
マニラに来る度に訪れたいお店です。
聞けばこの店をフラッグシップに
他にもビストロとかステーキハウスとか異なる業態で
マニラで数軒展開しているそうです。
他のお店訪問も楽しみです。
ってことで、
マニラでファインダイニングをお探しなら是非。↓