私が生まれた年、
当時皇太子だった今上天皇陛下がお泊りになられたお部屋です。
実はこちらのお宿を選んだのはこのお部屋に泊まりたかったから。
天皇陛下がお泊りになられたお部屋に
私のような下民が泊まるなんて
ただただ恐れ多いのですが
少しでもその「気」を感じてみたかったのです。
お部屋入り口にもこのお部屋の造作の説明が
色々書いてあるのですが
天井、梁、床、などなど、
全てが一流の造りです。
例えばお部屋の大きさで言えば
前日に泊まったお部屋の方が広かったのですし、
例えば伊豆や箱根で泊まったお部屋のような
今流行りの和モダンとは対局です。
でも
そういうことではないんです。
なんというか、凛としていて
まとまりがあって
素晴らしいお部屋です。
そしてそこに「気」を感じます。
備え付けの織部のカップにコーヒーを淹れて
外の景色を眺めるだけで特別に贅沢な時間です。
まったりしたあとは部屋付きのお風呂へ。↓
お部屋の風呂も当然源泉掛け流し。
浴槽は檜。
この窓を開けて外の景色を楽しみながら肩まで浸かれば極楽です。
同じようなことを思われたのでしょうか。
その昔に思いを馳せます。
さて憧れのお部屋も堪能したところで小腹が減ってきました。
ので、下界(街)へ降りてみましょう。
下呂の街はこじんまりして散策しやすいです。
旅のお題のブランド牛、
ここでは飛騨牛を求めていたわけですが
とりあえず見つけた飛騨牛マン。↓
お値段結構しますがレンジでチンでした。
そこらへんの事情や味が伝わらないので
インスタ映えだけ狙うならおすすめです。
天気がよくて春の陽気なこの日、
ちょっと冷たいものが食べたくなってこちら。↓
ソフトクリームに温泉卵を乗っけただけのもの。
曰く、卵をしっかりソフトクリームとかき混ぜてとのこと。↓
なるほどこれは美味い。
よく考えるとミルクシェークですね。
なるほど上手いです。
最近の流行りものなんですかね?
それとも下呂だけなのでしょうか?
温泉卵なんてどこの温泉地でもやってるし、
ソフトクリームと合わせるだけだし、
もしまだ他に出回ってないのであれば
これは各温泉地の名物になるでしょう。
ってくらい美味いのです。
インスタ映えはしませんが
美味しいスイーツを温泉場で狙うならおすすめです。
麓まで降りてきました。↓
ちなみに泊まっている湯の島館は
ちょっと見切れてますが
右手の山の中腹にあります。
ここまで歩いてきても
寄り道しなければ15分ほどでしょう。
しかし帰りは登り坂、しかも結構な急勾配なので注意です。
んで、
左下に見えるのが噴水地と呼ばれる
有名な公共の露天風呂。
昔はみんな裸で入っていたそうですが
数年前から水着着用が義務付けられたようです。
ただし、足湯だけする方がほとんどです。
こんな感じ。↓
源泉をもろ掛け流しです。
思わずさっき買ったヤツをゴクリ。↓








