久しぶりにぐっすり寝たきがする下呂初日
 
下呂は人口音のない静かなところです。
 
 
 
 
 
 
さて2泊目、部屋移動です。
 
本来お部屋は10時チェックアウトですが
 
次のお部屋の用意ができるまで
 
そのまま部屋にいて良いとのことなので
 
何をするでなく自然の音に耳を傾けます。
 
 
 
 
 
 
お昼前、お部屋の用意が整ったとのことで移動。
 
で、こちら。↓
 
 
 
 
 
 
 
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私が生まれた年、

 

当時皇太子だった今上天皇陛下がお泊りになられたお部屋です。

 

実はこちらのお宿を選んだのはこのお部屋に泊まりたかったから。

 

天皇陛下がお泊りになられたお部屋に

 

私のような下民が泊まるなんて

 

ただただ恐れ多いのですが

 

少しでもその「気」を感じてみたかったのです。

 

 

 

 

 

 

 

お部屋入り口にもこのお部屋の造作の説明が

 

色々書いてあるのですが

 

天井、梁、床、などなど、

 

全てが一流の造りです。

 

例えばお部屋の大きさで言えば

 

前日に泊まったお部屋の方が広かったのですし、

 

例えば伊豆や箱根で泊まったお部屋のような

 

今流行りの和モダンとは対局です。

 

でも

 

そういうことではないんです。

 

なんというか、凛としていて

 

まとまりがあって

 

素晴らしいお部屋です。

 

そしてそこに「気」を感じます。

 

備え付けの織部のカップにコーヒーを淹れて

 

外の景色を眺めるだけで特別に贅沢な時間です。

 

 

 

 

 

 

まったりしたあとは部屋付きのお風呂へ。↓

 

 

 

 

 

 

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お部屋の風呂も当然源泉掛け流し。

 

浴槽は檜。

 

この窓を開けて外の景色を楽しみながら肩まで浸かれば極楽です。

 

同じようなことを思われたのでしょうか。

 

その昔に思いを馳せます。

 

 

 

 

 

 

さて憧れのお部屋も堪能したところで小腹が減ってきました。

 

ので、下界(街)へ降りてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

下呂の街はこじんまりして散策しやすいです。

 

旅のお題のブランド牛、

 

ここでは飛騨牛を求めていたわけですが

 

とりあえず見つけた飛騨牛マン。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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お値段結構しますがレンジでチンでした。

 

そこらへんの事情や味が伝わらないので

 

インスタ映えだけ狙うならおすすめです。

 

 

 

 

 

天気がよくて春の陽気なこの日、

 

ちょっと冷たいものが食べたくなってこちら。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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ソフトクリームに温泉卵を乗っけただけのもの。

 

曰く、卵をしっかりソフトクリームとかき混ぜてとのこと。↓

 

 

 

 

 

 

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なるほどこれは美味い。

 

よく考えるとミルクシェークですね。

 

なるほど上手いです。

 

最近の流行りものなんですかね?

 

それとも下呂だけなのでしょうか?

 

温泉卵なんてどこの温泉地でもやってるし、

 

ソフトクリームと合わせるだけだし、

 

もしまだ他に出回ってないのであれば

 

これは各温泉地の名物になるでしょう。

 

ってくらい美味いのです。

 

インスタ映えはしませんが

 

美味しいスイーツを温泉場で狙うならおすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

麓まで降りてきました。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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ちなみに泊まっている湯の島館は

 

ちょっと見切れてますが

 

右手の山の中腹にあります。

 

ここまで歩いてきても

 

寄り道しなければ15分ほどでしょう。

 

しかし帰りは登り坂、しかも結構な急勾配なので注意です。

 

んで、

 

左下に見えるのが噴水地と呼ばれる

 

有名な公共の露天風呂。

 

昔はみんな裸で入っていたそうですが

 

数年前から水着着用が義務付けられたようです。

 

ただし、足湯だけする方がほとんどです。

 

こんな感じ。↓

 

 

 

 

 

 

 

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源泉をもろ掛け流しです。

 

思わずさっき買ったヤツをゴクリ。↓

 

 

 

 

 

 

 

 

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山々に囲まれて眺める景色が目に優しいです。
 
そう言えば空気がきれいなのもわかります。
 
んで肝心の泉質。
 
下呂のお湯は少しトロっとしています。
 
化粧水に例えられるそうですが、
 
確かにお肌ツルツルになります。
 
過去、お肌ツルツルになると言われる温泉にも
 
いくつか入ってきましたが下呂は別格です。
 
40過ぎのおっさんの肌なんかどうでもよいのですが
 
女性に特におすすめのお湯だと思います。
 
 
 
 
 
 
さてお宿に帰ってベランダの椅子に座り
 
夕暮れ前の山々をただボーと眺めます。
 
で、ふと目を横に向けると
 
このお部屋の先にちょっと飛び出したような感じで
 
壁が続いています。
 
場所的には部屋のお風呂なのですが
 
よくよく考えるとお風呂はもう少し内側。
 
明らかにもう一つ空間があるような感じ。
 
よく見ると窓のようなものもあるし。
 
で、廊下を凝視。
 
その壁の一角をよく見ると
 
壁材とは違う、ほんのわずかに窪みがる
 
平面の四角い面。
 
押して見るけどだめ。
 
引こうと思っても取っ手がないのでだめ。
 
横にずらしてみると、ビンゴ。↓
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

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詫びた茶室が出現しました。
 
眺めも最高。
 
炉も切ってありますし
 
天皇陛下もここでお茶を点てたのでしょうか。
 
しばし浸ったあと、眺めはよいですが
 
あえて窓を閉め切って目を閉じます。
 
何度も言いますが人工的な音はなく
 
ただただ自然が発する音がするだけ。
 
閉め切った空間で、逆に外を感じることができます。
 
無限を感じる事ができる素晴らしい空間。
 
ちなみにここ、「気」が半端ないです。
 
夕食の時間までこの贅沢な空間を楽しみました。