西から東への移動途中に

春のバケーションの際に行きそびれた

三島のうなぎの老舗、桜屋さんへ。






開店11時で11時過ぎに到着。

早速ウェイティングリストに名前を書くと

その時点で既に10組程度が待ち。

どれくらい待つか聞いてみると

大体二十分程度との事。

横の神社の手前で待ちます。






何となく懐かしい水飲み場。↓





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富士山の雪解け水が湧き出るこの地、

清らかな川の流れです。↓






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三島駅から乗ったタクシーの運ちゃん曰く、

三島では仕入れたうなぎを湧き水に1週間ほど離して

臭みと余計な脂を抜くそうで。

なのでクセがなく軽やかな味わいになるのだとか。

なるほどこの豊富な水源のなせる技だな、と。





で、入店を待ちわびるのですが、

それについては後述するとして、

入店。

待ってる間に何食べようかと話をしていて

先ずは日本酒と何かつまもう、と。

で、

「じゃ、俺は(鶏の)唐揚げ」

っと、グアムジョークで笑っていたのですが

メニューを見て一同爆笑。↓





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あった。






な、訳はなく

聞くと所謂骨せんべいの事だそうで。

って事でとりあえず。↓






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右から時計回りに

ピーナッツ豆腐、からあげ、う巻き。

ピーナッツ豆腐は店員さんイチオシって事でした。

濃厚で素材の味が良かったですが、

鰻屋さんでわざわざ食べなくても良かったです。

あと二品についても想像を超えません。





続いて本命。↓




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なるほどうなぎがフッカフカで柔らか。

食べるとお味もクセがなく。

タレもかなりサラッとしていて軽やか。

ただし、

私てきには全く物足りません。

これは好き嫌いあると思います。

日本をいろいろ食べ歩いていると

店単位ではなく地域単位での

味付けや濃淡の傾向の違いを感じます。

そして美味い不味いではなく、

その地域との相性というものが肝心だったりもします。

三島のうなぎは軽やかなスタイルで、

私との相性は悪かった、ただそれだけです。





で、

前途した入店待ちについて。

私が待合リストに名前を書いた時点で

先待ち客が10組程度だったでしょうか。

で、警備員のような方に聞いてみると

二十分程度との事でした。

タクシーの運ちゃんも

行列は長いけど結構早く流れるので

そこまで長くは待ちませんよ、と言っていたので

ま、そんなもんなのだろうな、と。

入店後になりますが実際の料理出しも

かなり早いので、通常ならそんなものなのでしょう。

ただしこの日、

さっきから続々人が入店しているのに

待っても待ってもリストの名前が消えていく事がありません。

おかしいなと思っていると、

なるほど予約客だそうで。

ま、それはわかります。

が、12時前頃から予約客が入るばかりで

予約していない客は一向に入れてもらえません。

実際に我々も、後2組って時点から普通に三十分以上待ちました。

で、実際入店すると店内ガラガラ。

どうやら予約客は2階に通されるようで。

予約客に店側がつきっきりになっていたようです。

鰻のようにもうちょっとお客も上手くさばいて欲しいな、と。

通常このての店や業態の場合、

*食事時間が長くない、コースではない、等

予約客とそうでない客を同時に捌けるように

予約客の人数の制限をするのが普通かな、と。

有名店でいつも行列ができるのなら余計にです。

店側にとって予約客は来店(売り上げ)が確定するので

非常にありがたく、また優先したいのは当然ですが

その数を調整するべきです。

老舗って事ならお客の動向もわかるはず。

平日、週末、この時間帯はこの程度の一般客がくるから

予約の数はこの程度で抑えないと一般客の消化が滞るな

的な事は普通に分かるはず。

なんとなくですが

売り上げ優先の香りがきつくしました。

と言っても、これは店の方針なので

第三者がとやかくいう問題ではありません。

嫌なら行かなきゃ良いだけ。







で、

前途の事象からでも習う事は多くあったのですが

実際にお客の立場からこの「待ち」という体験をして

なるほどお客はこう感じるんだな、と。

それは、

待つのは仕方ない。

予約客が先に行くのも理解できる。

結局問題のポイントは

その時の自分の状況をできるだけ知りたい、

って事だな、と。

例えば後どれくらいで入店できるのか。

ま、これは入店済みのお客次第なので

一概には言えませんが、ま、ある程度は知りたいわな、と。

例えば今回の私たちの場合、

せめて予約客の分も計算に入れて

「後何分」を伝えて欲しかった。

予約客の数と来店時間は既にわかっているので

これは結構簡単な事。

自分達の前に後2組って時点から

何組も何十人もが目の前を通って入店していって

何十分も待ちぼうけはちょっと嫌な感じです。






後一番いやだったのは

「呼ばれたのか?」

という不安感。

この警備員さんというか店の人の

順番が来たお客を呼ぶ声が異常に小さい。

しかも一回こっきり、再確認なし。

ちょっとおトイレに、とか

ちょっと携帯に目を落としているうちに

「今呼ばれた?」

状態になるわけです。

しかも目の前を

明らかに後からきた客(予約客)が通り過ぎて

入店していくわけですから。

何が悪いって、

なるほどこの不安感は最悪だな、と。







私の店の場合、待合リストはありません。

オープン当初はあったのですが

そもそも待合が出る事は少ないし

待合がでても自分の記憶で処理できます。

っていうか、

私はお客さんを待たせるのは忍びない、

ましてや行列なんてもってのほか

っと思っているので、

結構実際の予想より長めの待ち時間を伝えて

「今日はごめんね。」

的にまたの機会を促します。

なんなら「〇〇も美味しいよ。」

っと隣店をおすすめしたりもします。

行列を故意に作ったりするのは私的には

お客の立場に立っていないな、と。

ましてや自慢にもなんないよ、と。

だって人間待たされるのは嫌でしょ。

*ちなみに、ある程度の集客があれば行列を作るのは割合簡単です。行列があれば人間は寄ってきて更に集客ができるので昨今では一般的に行われていますが、それって売り上げだけ考えていて彼らの言う「お客」のことは考えていないな、と。私は「お客さん」が待っているのは見たくないですね。





話がそれましたが、

兎に角お客さんには

覚えているから大丈夫とその旨伝えます。

が、問題はそこじゃないな、と。

私の記憶が正しいとか云々ではなく

見えないものへの不安感。

また、

呼ばれたのか呼ばれてないのか

後何人くらい自分の前にいるのか。

兎に角人間は

見えないものや事によって

自分の置かれている状況がはっきりしていない時に

不安を感じるのだな、と。

その不安感は苛立ちに変わるのだな、と。








いやぁ、大変勉強になりました。

早速昔のファイルを探し出して

プリントアウトしようと思います。