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JRパスというのをご存知でしょうか?
詳しくはググってJRなりwikiなりのサイトで見てもらうとして、
ザクッというと、
日本に観光にくる外国人の為にJRが発行している
JRの電車(と一部のバスとフェリー)乗り放題のチケット、です。
ま、他にもいろいろお得なチケットやクーポンはあります。
また、乗り放題といえば青春18切符などもありますね。
これらと大きく違う点が2つ。
1、外国人、及び外国永住者のみへの販売
2、在来線は勿論、特急や新幹線まで乗り放題
いやぁ、「2」が旨味たっぷりありそうでしょ?
さて今回の年末年始の日本滞在、
2週間チョイの滞在でしたがこのJRパスを使って
行きたい所に行きたおす、のが今回の旅の趣旨でした。
で、行った先、特に新幹線と特急を使ったものだけ上げると
1、京都~金沢(特急)
2、金沢~東京
3、品川~小田原
4、富士山の近く(駅名失念)~京都
5、京都~鹿児島中央
6、鹿児島中央~広島
7、広島~新倉敷
8、岡山~新大阪
9、京都~東京
10、東京~京都
11、新大阪~岡山
12、岡山~新大阪
13、新大阪~関空(特急)
です。
見直すとまさに乗り倒してますね。
超働き者のサラリーマンくらいの移動距離ではないでしょうか。
後述もしますが、ちなみにこれ全部グリーン車です。
これだけ普通にチケット買ったらいくらなんですかね?
おそらく元は取れてると思います。
で、
そんな経験を踏まえて
実際の購入・使用方法と
使ってみての良い点、悪い点をまとめてみようかと思います。
先ずは購入条件ですが
外国籍、及び外国永住者しかこのチケットは購入できません。
最近はこういった外国人のみのお得なチケットが多くありますが
他と違う1つの点として
このチケットは日本入国前に購入しないといけません。
関空のJR窓口で外国人向けに相当お得なチケットが様々売られていますが
このJRパスについては入国しちゃうと購入はできません。
ちなみにこの場合の永住者とは
永住権をもっている日本国籍の者になります。
学生ビザやワークビザ、例えそういったもので外国に在住していても
この場合の永住者には含まれません。
さて、
日本旅行が決まって、JRパスの購入も決まったとします。
それでは先ずJRパスのHPに行って
貴方のお住まいの国や地域での代理店を見つけましょう。
大抵旅行代理店がJRの代理店になっています。
最寄りの店が見つかったら
パスポート、永住者なら永住権、あとお金を持って店に向かいます。
*必要なものは異なるかもしれないので念の為前もって確認しといた方が無難かもしれません。
手続き的には
パスポート等をコピーしてもらって、
ちょっとした書類に記入をして
お金を払ったら終了、取りあえず引換券をくれます。
で、日本到着時にJRの窓口にいってその引換券を提示すれば
実際のチケットが発行されます。↓
注意点としては
購入(引換券発行)から90日以内に
日本に入国して本券に交換しなければ無効になってしまいます。
また、本券への交換には対応窓口が決まっていて主要な駅でしか交換できません。
最寄り駅が対応窓口の駅なら問題ありませんが、そうでない場合。
使用開始日時は選ぶことができるので
対応窓口の駅を通りがかった際(例えば関空の窓口)に
交換だけはしておいて開始日時を使用予定初日に設定して貰います。
私の場合、
日本到着からの関空のJR窓口での本券への引き替えは22日でしたが
使用開始は翌日の23日にしてもらった、って感じです。
使用時ですが。
手で隠している部分に名前やパスポート番号等の記入があり
もし改札で駅員さんに提示を求められたら
パスポート等を見せなければいけません。
ので、使用の際は常に携帯が必要になります。
ちなみに私は一度も確認されませんでした。
さてこのJRパス、幾つか種類があります。
先ずは期間。
1、2、3週間と選べます。
あとはクラス。
普通かグリーン席対応かを選べます。
で、当然それによって価格が変わるわけですが
私は2週間のグリーン席対応を選びました。
詳しい値段についてはHPを参照してもらうとして
私のチケットの場合は日本円で¥62,950。
この日本円の価格をベースとして
購入の場所の現地通貨レートが反映されての
現地通貨での支払いになります。
今回の私の場合は強いドルのお陰もあり$520程度、
結構割安に感じました。
さて実際の使い方としては
在来線の場合は改札で駅員さんに見せるだけ。
ちなみに自動改札はくぐれませんので気をつけましょう。
また、
主要な駅では外国からきた同志達が
同じようにJRパスをもって有人改札を利用しています。
たまに並ぶほど人がいたり、質疑で時間取ってたりしますが
ここはゆとりをもって譲り合いの精神で対応しましょう。
なんなら駅員さんのお手伝いに道案内をかってでても良いでしょう。
特急や新幹線を利用する場合ですが
みどりの窓口にいって特急券を発見してもらいましょう。
また、
グリーン席対応の場合はグリーン席が取れますが
普通のパスでも普通指定席を取る事が可能です。
ちなみに、
時期によっては普通指定席の場合込み合って取れないことが多いそうです。
グリーンの場合、大抵空いていて
なんなら利用者は同じ様なJRパス利用の外国人旅行者ばかりでした。
が、1月3日に利用した場合は残り1席しかありませんでした。
また、一度ですが駅員さんの間違えで普通指定席を取られました。
私の場合は乗車前に気づいたので問題ありませんでしたが
社内でこの間違えに対応してくれるかは謎です。
発見の際に確認の為一言
「グリーン席で」と添えたほうが良いかもしれません。
さて、
結局のところJRパスはお得なのか?
ってのが一番の肝だと思います。
先ずは普通かグリーン対応かでいうと
断然グリーン対応が良いと思います。
実際の差額的にお得なのかは計算してないので分かりませんが
やっぱ普通席は結構込み合ってたりしていましたが、
逆にグリーンは人もまばら。
席や設備の差だけでなく
人が少ない空間ってのは価値があると思います。
で、
JRパスが良いのか、通常で買ったほうが良いのか?
日程ががっちり決まっている場合は
料金も簡単に算出できるのでそれで比べればよいと思いますが
私のようにその時の気分で行き先を決めたい向きには
パス(使い放題、乗り放題)はいちいち考えなくて良いので
大きな利点になります。
ま、ここまでは誰でもわかる事ですが、
使ってみて初めて分かった盲点があり
結構大切なポイントですので熟読を。
JRパスには新幹線の使用制限があって
「のぞみ」と「みずほ」には乗れません。
旅行前にネットで調べて思った事は
「ま、ひかりしか乗れないけど大阪東京間の所要時間は2、30程しかかわんない」
し、
「ひかりの区間って大阪ー東京間。それ意外はさくらとかあるし問題ないっしょ」
っと思っていました。
使用車両はひかりでも前ののぞみを使用してたりするので
機材が古いとかの感じはありません。
が、大きな盲点がひとつ。
確かにひかりとのぞみの乗車時間を比較すると
東京ー大阪で2,30分ほどしか変わりません。
しかし、
運行本数が圧倒的に違います。
最近の新幹線はほぼのぞみ(ダイヤ)です。
東京ー大阪間は一時間に何本も新幹線は走っていますが
「ひかり」は一時間に2本とか。
しかも毎時0分と30分とかでなく
時間によってかなりマチマチです。
なので、
一つ乗り遅れると次のひかりまで最悪一時間待ちとか、
で、
所要時間も入れちゃうと1~1時間半ほどの差がでます。
これは盲点でした。
あと、最近のJR在来線は
なんだかんだで遅延事案が多く感じます。
乗り継ぎとか上手くいかない場面もあるでしょう。
実際私も2回ほど乗り継ぎ前の電車の中で
かなりのどうしようもない苛立ちを感じました。
ってことでまとめると
1、予定と照らし合わせて計算してみて元が取れそうな人にはオススメ
2、あまり値段が変わらないのでグリーン席対応チケットがオススメ
3、東京、大阪・京都だけではなく他の場所にも足を延ばす人にオススメ
4、逆に東京・関西が目当ての人には飛行機でオープンジョーとかがオススメ
5、っていうか、行き先絞ってる人には各JRが出しているエリアチケットがオススメ
6、基本的に2、3週間日本を満喫する人にオススメ
7、その日に起きてどこに行くか決める自由な人にはかなりオススメ
8、っていうか、そういう人には青春18きっぷがオススメ
9、日本の景色を楽しみたい人には青春18きっぷがオススメ
10、やっぱなんだかんだで青春18きっぷはイチオシ
です。
ってことで、
最近かなり円高に振れてきた日本ですが
思っきしたのしんでください。
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