さて、シリーズ第2話目。
今回は面接についてお話をしてみたいと思います。
面接の前にどんな人材が何人ほど必要かを決めるのは日本も一緒でしょうが、
その前に必ず必要なのが法律のお勉強、
「面接時に聞いて良い事、悪い事」です。
立ち上げている和食店において
現在のところ1次面接は私が単独で、
2次面接から社長さんも同席して行っていますが、
何時日本からきたシェフ達がこれらを担当するか分かりません。
日本との習慣や法律が違うアメリカ。
知らなかったでは済まされないアメリカ。
マネージメント(シェフ)は雇用側の人間、
言動に責任が出てきます。
特に新規オープン時、
面接官(マネージメント)側のミスを狙って
訴訟を起こす人も存在します。
今回の立ち上げにおける私の担当、
会社(店)の危機管理も含んでいるので
先日日本から来たシェフの方々にも
面接のトレーニング(講習)をしました。
アメリカで雇用・面接する際に聞いてはいけないこととして
人種や年齢、性別、宗教等の「差別に繋がる事柄」、
資産や婚姻の有無、家族構成等の「個人的、仕事とは関係のない事柄」、
等等、大きく11項目ほどありますが
これらについて質問してしまうと、
訴訟の対象になってしまいます。
ただし、これらのことをストレートに聞いてはいけませんが、
言い方を変えれば大丈夫だったりします。
例えば年齢。
「何歳ですか?」
っときいたらアウトですが、
「店でアルコールを販売するので聞きますが、21歳以上ですか?」
はセーフだったりします。
例えば国籍。
「国籍はどこですか?」
と口を滑らすとアウト。なので必ず
「アメリカ国籍ですか?又は就労資格はありますか?」
と聞かなければならなかったりします。
また、応募者が理解しない言語を
面接官の間でするのもあまり良くありません。
する場合は必ず一言断ることが大切です。
ちなみにこれらのことは採用後も同じです。
従業員同士で上記の事柄に加え、
身体の特徴、例えば「太っている」とか言い合ったり、
各国の母国語でしゃべり合っていても良いですが、
マネージメントがそれにつられて一緒に言ってしまうとアウト。
それどころか、従業員のそれらの行動(差別行為)を黙認していたと
訴訟に発展するケースもあります。
ちなみに。。。
「うちは大丈夫。みんな仲が良いし、そういう時もみんな笑ってるから」
っという方もあるかもしれませんが、
通常訴訟が起こるのは将来において。
例えばその従業員が店に不満を持ったときや、解雇された時。
セクハラ等は、男女関係がうまくいかなくなった時等。
マネージメントはすねに傷は持たない方が懸命です。
マネージメントの責任と知識は
非常に大切だったりします。
sashi
今回は面接についてお話をしてみたいと思います。
面接の前にどんな人材が何人ほど必要かを決めるのは日本も一緒でしょうが、
その前に必ず必要なのが法律のお勉強、
「面接時に聞いて良い事、悪い事」です。
立ち上げている和食店において
現在のところ1次面接は私が単独で、
2次面接から社長さんも同席して行っていますが、
何時日本からきたシェフ達がこれらを担当するか分かりません。
日本との習慣や法律が違うアメリカ。
知らなかったでは済まされないアメリカ。
マネージメント(シェフ)は雇用側の人間、
言動に責任が出てきます。
特に新規オープン時、
面接官(マネージメント)側のミスを狙って
訴訟を起こす人も存在します。
今回の立ち上げにおける私の担当、
会社(店)の危機管理も含んでいるので
先日日本から来たシェフの方々にも
面接のトレーニング(講習)をしました。
アメリカで雇用・面接する際に聞いてはいけないこととして
人種や年齢、性別、宗教等の「差別に繋がる事柄」、
資産や婚姻の有無、家族構成等の「個人的、仕事とは関係のない事柄」、
等等、大きく11項目ほどありますが
これらについて質問してしまうと、
訴訟の対象になってしまいます。
ただし、これらのことをストレートに聞いてはいけませんが、
言い方を変えれば大丈夫だったりします。
例えば年齢。
「何歳ですか?」
っときいたらアウトですが、
「店でアルコールを販売するので聞きますが、21歳以上ですか?」
はセーフだったりします。
例えば国籍。
「国籍はどこですか?」
と口を滑らすとアウト。なので必ず
「アメリカ国籍ですか?又は就労資格はありますか?」
と聞かなければならなかったりします。
また、応募者が理解しない言語を
面接官の間でするのもあまり良くありません。
する場合は必ず一言断ることが大切です。
ちなみにこれらのことは採用後も同じです。
従業員同士で上記の事柄に加え、
身体の特徴、例えば「太っている」とか言い合ったり、
各国の母国語でしゃべり合っていても良いですが、
マネージメントがそれにつられて一緒に言ってしまうとアウト。
それどころか、従業員のそれらの行動(差別行為)を黙認していたと
訴訟に発展するケースもあります。
ちなみに。。。
「うちは大丈夫。みんな仲が良いし、そういう時もみんな笑ってるから」
っという方もあるかもしれませんが、
通常訴訟が起こるのは将来において。
例えばその従業員が店に不満を持ったときや、解雇された時。
セクハラ等は、男女関係がうまくいかなくなった時等。
マネージメントはすねに傷は持たない方が懸命です。
マネージメントの責任と知識は
非常に大切だったりします。
sashi