日本の飲食企業WDIが、カプリチョーザとトニーローマを引っさげてアメリカ本土に進出するらしい。
オープン予定日、押しているそうですね。
ま、アメリカでは日常茶飯事。
逆にうまく行ったところは少ないとも言えたりします。。。
ちなみにこの二つの業態でグアムにも進出していますね。
場所はLAのトーレンス、日系企業が多くあり日系やアジアン系が多く住む場所。
私もかつて近所に住んでいました。
一号店を出店する場所は、トーレンスのちょっと南側に位置するモール。
どの箱(物件)かはまだはっきり検索できませんが、
あそこで、あの規模で。。。っとなると思い当たる箱は絞られる。
このトーレンス、先ほど日系が多く住むと書きましたが、
最新情報によると、正しくは「住んでいた」いわゆる過去形になろうとしているそうです。
結構はなれて行っているそうですね。企業も、駐在員も、住んでる日系人も。。。
また、あのモールにしてもかつて「賑わっていた」、過去形と思います。
余談ですが以前、日本の大手回転寿司チェーンがロサンゼルス出店を計画、
同じ(またはその近隣)物件を不動産会社に紹介され気に入っていたそうで、
次のステップとして立ち上げ/オペレーションを任せる人材探し、
そして候補として私に話しが振られました。
その際候補地について意見を求められ、はっきり「無しですね」と応えた記憶があります。
そういう場所だと思います。
今回はカプリチョーザとトニーローマを併設した業態らしいですね。
カプリチョーザは日本発だが、トニーローマはアメリカ発の逆輸入。
周辺を見てみると、トニーローマはここから近い場所に一軒あったのですが、潰れた(またはこの為に閉鎖した)ようです。
リブ系でみると、ここから北に10分にある数年前大幅リニューアルした大型ショッピングモールに入っているLucille's。ここは流行ってます。美味しいので私はこちらに良く来ていました。加えて南に車で3分のところにファストカジュアルな感じのBBQ/Ribsやがあり、そこそこ入っているとか。
ピザ&パスタ系コンセプトとしては、車で3分南にくだったところにOlive GardenとCPKというナショナルブランドがあります。ブランド力は相当なものです。
Olive GardenなんかはグアムでもCM流してますね。店舗も無いのに。。。ま、これは流れちゃってる、ってのが正解でしょうが。。。
そう言えば、東に車で3分ほどのところに日系の同様店があります。でもここはタイプが違う。もろ日本のトラットリア。日本人には人気です。
ここ、実はポイントで、どこをターゲットにするか、これ重要だったりします。
何故ならパスタの茹で具合。「アルデンテ」の認識も多岐に渡るからです。
日本人の大好きな真ん中に芯のある絶品アルデンテは、普通のアメリカ人からすると「生をくわせんじゃねぇ!歯がかけた!!訴えるぞ!!!」ってなります。←すみません。ちょっと盛りました。。。
さて、諸々考えてみると、
一言。。。どうしてそこを選んだのかな。。。と。
カプリチョーザは良いコンセプト、アメリカ(本土)でも十分勝負できるコンセプトと思います。
トニーロマーも、元々のコンセプトに日本式のサービスの良い所を取り入れれば、
本家経営のトニーローマより素晴らしい店にできるきがします。
素晴らしい可能性があるコンセプト。でも、場所が。。。
惜しいな。。。っと思うのは私だけでしょうか。。。
以下、あくまで私見です。
アメリカ全土の事は知りませんので、LAに限っていわせて貰えば、
ローケーションは非常に大切だと思います。
これってLAに限らずどこでも言われてる事じゃん!っと思うかたもおられるでしょう。
しかし、この「ロケーション」の意味が大きく異なると思います。
地域や通りが変わっても、基本そこには日本人が住んでいる日本と、
道が一本違うだけで、違う人種や違う層が住んでいるLA。。。
フリーウェイーの出口が変われば、そこを走っている車が全く変わるLA。。。
何を、誰に、どこで、どうやって売るのか。
基本ですが、以外にあやふやなまま出店される方もおられます。
逆に日本ではそれくらいで良い気もします。
しかしLA出店では、とことんまで哲学的に深く掘り下げて考えておかないと、
ひとつの綻びや矛盾があるだけで失敗にいたります。
孫子の有名な教えに、
「敵をしり、己をしれば。。。」
正にそのとおり、100%勝ちます。
それで失敗したら?それは何かを知っていなかったのでしょう。。。
しかし日本からこられる方/企業様は結構な確立で
「敵(アメリカ市場)を知らず」
これで、勝率半減。更に、
「己(アメリカでの自商品)も知らず」
そんなんじゃ勝てないよ!、と孫子は断言しています。
更に
「知ってるつもり」
も多かったりし、その場合は不動産屋さんが儲けて終る事が多いです。
潰れて、また新しいテナントさんが入れば、また仲介料が。。。あまり言うまい。
ま、勝負はやって見なけりゃわからない。
でも、勝負をする前に分かる事って意外に多くあったりします。
ってか、知ってるつもりはお前ぇだよ!
はは。ですね。すみません。
お気を悪くされた方の為に、予め陳謝しておきます。ぺこ。
さて、どうなるでしょう。。。
sashi
オープン予定日、押しているそうですね。
ま、アメリカでは日常茶飯事。
逆にうまく行ったところは少ないとも言えたりします。。。
ちなみにこの二つの業態でグアムにも進出していますね。
場所はLAのトーレンス、日系企業が多くあり日系やアジアン系が多く住む場所。
私もかつて近所に住んでいました。
一号店を出店する場所は、トーレンスのちょっと南側に位置するモール。
どの箱(物件)かはまだはっきり検索できませんが、
あそこで、あの規模で。。。っとなると思い当たる箱は絞られる。
このトーレンス、先ほど日系が多く住むと書きましたが、
最新情報によると、正しくは「住んでいた」いわゆる過去形になろうとしているそうです。
結構はなれて行っているそうですね。企業も、駐在員も、住んでる日系人も。。。
また、あのモールにしてもかつて「賑わっていた」、過去形と思います。
余談ですが以前、日本の大手回転寿司チェーンがロサンゼルス出店を計画、
同じ(またはその近隣)物件を不動産会社に紹介され気に入っていたそうで、
次のステップとして立ち上げ/オペレーションを任せる人材探し、
そして候補として私に話しが振られました。
その際候補地について意見を求められ、はっきり「無しですね」と応えた記憶があります。
そういう場所だと思います。
今回はカプリチョーザとトニーローマを併設した業態らしいですね。
カプリチョーザは日本発だが、トニーローマはアメリカ発の逆輸入。
周辺を見てみると、トニーローマはここから近い場所に一軒あったのですが、潰れた(またはこの為に閉鎖した)ようです。
リブ系でみると、ここから北に10分にある数年前大幅リニューアルした大型ショッピングモールに入っているLucille's。ここは流行ってます。美味しいので私はこちらに良く来ていました。加えて南に車で3分のところにファストカジュアルな感じのBBQ/Ribsやがあり、そこそこ入っているとか。
ピザ&パスタ系コンセプトとしては、車で3分南にくだったところにOlive GardenとCPKというナショナルブランドがあります。ブランド力は相当なものです。
Olive GardenなんかはグアムでもCM流してますね。店舗も無いのに。。。ま、これは流れちゃってる、ってのが正解でしょうが。。。
そう言えば、東に車で3分ほどのところに日系の同様店があります。でもここはタイプが違う。もろ日本のトラットリア。日本人には人気です。
ここ、実はポイントで、どこをターゲットにするか、これ重要だったりします。
何故ならパスタの茹で具合。「アルデンテ」の認識も多岐に渡るからです。
日本人の大好きな真ん中に芯のある絶品アルデンテは、普通のアメリカ人からすると「生をくわせんじゃねぇ!歯がかけた!!訴えるぞ!!!」ってなります。←すみません。ちょっと盛りました。。。
さて、諸々考えてみると、
一言。。。どうしてそこを選んだのかな。。。と。
カプリチョーザは良いコンセプト、アメリカ(本土)でも十分勝負できるコンセプトと思います。
トニーロマーも、元々のコンセプトに日本式のサービスの良い所を取り入れれば、
本家経営のトニーローマより素晴らしい店にできるきがします。
素晴らしい可能性があるコンセプト。でも、場所が。。。
惜しいな。。。っと思うのは私だけでしょうか。。。
以下、あくまで私見です。
アメリカ全土の事は知りませんので、LAに限っていわせて貰えば、
ローケーションは非常に大切だと思います。
これってLAに限らずどこでも言われてる事じゃん!っと思うかたもおられるでしょう。
しかし、この「ロケーション」の意味が大きく異なると思います。
地域や通りが変わっても、基本そこには日本人が住んでいる日本と、
道が一本違うだけで、違う人種や違う層が住んでいるLA。。。
フリーウェイーの出口が変われば、そこを走っている車が全く変わるLA。。。
何を、誰に、どこで、どうやって売るのか。
基本ですが、以外にあやふやなまま出店される方もおられます。
逆に日本ではそれくらいで良い気もします。
しかしLA出店では、とことんまで哲学的に深く掘り下げて考えておかないと、
ひとつの綻びや矛盾があるだけで失敗にいたります。
孫子の有名な教えに、
「敵をしり、己をしれば。。。」
正にそのとおり、100%勝ちます。
それで失敗したら?それは何かを知っていなかったのでしょう。。。
しかし日本からこられる方/企業様は結構な確立で
「敵(アメリカ市場)を知らず」
これで、勝率半減。更に、
「己(アメリカでの自商品)も知らず」
そんなんじゃ勝てないよ!、と孫子は断言しています。
更に
「知ってるつもり」
も多かったりし、その場合は不動産屋さんが儲けて終る事が多いです。
潰れて、また新しいテナントさんが入れば、また仲介料が。。。あまり言うまい。
ま、勝負はやって見なけりゃわからない。
でも、勝負をする前に分かる事って意外に多くあったりします。
ってか、知ってるつもりはお前ぇだよ!
はは。ですね。すみません。
お気を悪くされた方の為に、予め陳謝しておきます。ぺこ。
さて、どうなるでしょう。。。
sashi