この本はキネシオロジーという身体的なテストをつかって、人間の意識レベルを測定するというものです。
このキネシオロジーについて、この本の中で説明している部分を少し引用します。
(ここから引用)
キネシオロジーはまずはじめに、二十世紀の後半にジョージ・グッドハート博士によって、科学界で注目されました。
この分野を専門として開拓したグッドハート博士は、それを、「応用キネシオロジー」と名づけました。
博士が名づけるに至ったのは、物理的な刺激が理由であり、例えば、体にとって有益な栄養サプリメントを選択するときに、特定な指示をする筋肉(インディケータ・マスル)は、肉体の敵となる刺激によって突然、筋肉は弱くなり、それとは逆に、筋肉を増加させることもするというような筋肉は、それぞれキネシオロジー反応することがわかった後のことでした。
これが何を意味するかというと、私たちの概念的な意識よりずっと奥深いレベルにおいて、体はすでに「知っていた」ということを示します。
筋肉テストを通じて、何が私たちにとって良いのか、それとも悪いのか、それらのシグナルを測定することができます。
(引用ここまで)
難しそうなことが書いていますが、テスト自体は簡単で、二人の人が協力して行います。
一人の人が片腕を伸ばし、もう一人の人がその腕を押し下げます。そのときの腕の抵抗の強さによって、テストしようとする物や事柄がいいものであるかどうかを測っていきます。
たとえば腕を伸ばす人がもう一方の手で、添加物の入った食品と入ってない食品を持った場合反応(抵抗)が全然違います。添加物の入った食品を持つと腕はすぐに下がってしまいます(弱い反応)。
また口にする言葉や考えることによっても反応は変わります。事実に合った正しい言葉を言いながらだと腕は下がりませんが(強い反応)、ウソを言うと途端に腕は下がります。
さらに興味深いことがホーキンズ博士によって発見されました。
(ここから引用)
被験者は、テストされる物質や問題に対して、いかなる意識的な知識もテストに必要でないことが確認できました。
二重盲検試験で、講演聴衆者全員などの大衆に対して行われるテストでは、何も書かれていない封筒に入れられた人工甘味料に対して、例外なく、弱い反応が現れました。
それと同じような率直な反応が、「精神性」や「思考」といった形のないものをテストしたときにも現れました。
(引用ここまで)
これは驚異的なことです。ここで言っているのは、被験者が封筒の中身が何なのか知らないのに、その中身に反応して筋肉の反応が強くなったり弱くなったりするということです。
それもどんな被験者であっても、そういう現象が普遍的に起こるとホーキンズ博士は主張しています。
もしそれが本当なら、人間はある種の超能力(透視に近いように思いますが、見えている訳ではありません)があることの証明になります。
ホーキンズ博士は、それこそ何から何までキネシオロジーをつかって正しい選択ができると言っています。
何を買うべきか、誰の言うことを信じるべきか、誰に投票すべきか、われわれは正しい答を無意識の中で知っていて、キネシオロジーによってその正しい答が明らかになるといいます。
ホーキンズ博士は、外なる世界と内なる世界は結局同じものなのだとまで言っています。
それはどういう意味かというと、われわれは心の奥に入っていくと、すべてのことを知っているということです。だからキネシオロジーの筋肉反応で通常では知り得ないことがわかるということになります。
ニューエイジ系の人やスピリチュアル・精神世界の好きな人の間ではこの「パワーとフォース」という本は有名で、かなり評価の高い本だといえるでしょう。
ただ、話が面白過ぎる場合は要注意で、やっぱり科学的に検証していく態度は大切だろうと思います。
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