桜並木を歩く裕子。
(毎年毎年、ご苦労様です・・・)
故郷の長崎に、私は来週帰る。来年の今頃は、私は一体何をしているんだろう。またこの道を歩くことができるのだろうか。またこの桜を見ることができるのだろうか。
「裕子、まだ決心できてないの?」
「え?」
「俺は構わないんだよ。」
圭介はいつも優しい。こんなに優しい人に対して、私は一体なにをしているんだろうか?胸いっぱいの罪悪感を東南東の風に乗せ、私は歩き出した。
もう後戻りは、出来ない。
第一話 スカイブルーのランデブー
終わり