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渋谷ではたらく広告思想と技術革新

サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

博報堂、役員報酬7―15%返上 業績悪化で


8月の電通に続き、博報堂も。


スポット収入の落ち込みが激しい。


これだけの規模の代わりになる


新しい収益源はそうそうないと思うので、


当分厳しい状況が続くと思われる。


ただ、経営陣は「不況なので」という言い訳を続けることもできないので、


マーケットが伸びている


ネットと海外への急速なシフトが予想される。



P&Gがネットの直販をはじめたようだ。


P&G、自社ブランド商品販売のtheEssentialを公開


まだ実験段階だろうし、成功するかも未知数だ。


ただ、企業の成長戦略としては、当然の取り組みだと思う。



広告人の癖の1つとして、


インターネットは広告だ


と無意識に前提としているところがある。



ただ、日本に1億2000万人くらいいて、そう思っているのは


たぶん広告人だけだと思う。



広告人には、インターネットは、広告の対象にみえる。



でも、企業の経営者は違う。


2006年の時点で、日本だけでも


ECにおけるBtoBのマーケットが231兆、BtoCが4兆4000億ある。


米国にいたっては、ECのBtoC市場が19兆2700億円ある(2006年)。



このマーケットをどうやってとっていこう。


経営者は、はじめにそう考えるはずだ。



まずそこからインターネットと向き合わないと、


広告は成功した(?)けど、企業のビジネスは成功してない、


という事例をたくさん積み重ねていくことになる。



インターネットは、広告業界にとって数少ない成長性の高いビジネスドメインだが、


同時に、クライアントにとっても数少ない成長性の高いビジネスドメインの1つである。



それをしっかり意識しないで、


何をつくって、何を伝えるか、という


既存の広告的な思考の範囲だけで仕事をしていくと、


クライアントの成長性を縮小させていき、


同時に広告業界の成長性も縮小していくような気がする。




もちろん、


インターネットは広告、というスタンスで取り組む仕事も多々ある。


日本テレビ、サイト内検索を刷新 スクロールのみで結果を閲覧


サイト内検索がボトルネックになっている企業が多い。


グーグルやヤフーへの検索エンジンマーケティングで


たくさんお金を使ってユーザーを頑張って連れてきても


自社のサイトが分かりにくくて、目的のページにたどり着けない


ということは案外多い。



サイト内検索をしっかりやると、


PVがあがる可能性、閲覧ページ数があがる可能性、滞在時間があがる可能性、


売上があがる可能性、そしてSEO対策など、


予想以上にインパクトがあるケースが多い。



ここは結構大きいビジネスドメインになると思う。



ちなみに、このチームラボのプロダクトは


CAでも提供できます(既に決定頂いているケースも)。