ドコモ、SNS「ドコモコミュニティ」を開設 | 渋谷ではたらく広告思想と技術革新

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サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

ドコモ、SNS「ドコモコミュニティ」を開設


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NTTドコモは3月2日より、写真や日記などが共有できる

コミュニケーションサービス「ドコモコミュニティ」の提供を開始する。

「家族を中心に、身近な人とのコミュニケーションが目的」という。


 基本機能は、(1)コミュニティへの招待、(2)プロフィールの作成と公開、

(3)日記・アルバムの作成と公開、(4)スケジュールの作成と公開、

(5)アンケート機能、(6)サークルの作成と公開の6つ。

公開範囲は、「自分だけ」「友達まで」「友達の友達まで」の3段階から選択できる。

iモードのメールアドレスを知っている人のみを「友達」として招待できる。

なお、ユーザー検索機能がないため、

第三者に自分のページを検索されることがないという。

 

月額使用料は無料。

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ドコモがはじめるSNSサービス。


まだまだ、モバゲー、グリー以外のプレイヤーがでてきそうな予感。



以下、自戒の念をこめて。



ネット広告の人間はモバイルサービスが案外分かっていない。



最近、モバイルのサービスについて


集中的に研究しています。

(しようと思っています)



そこで思ったことは、


自分も含めて、


ネット広告を生業にしている人間は


グーグルを中心とした広告のプラットフォーム化、


CGM、イベント、PRなどを組み合わせたバズマーケティングなどを筆頭に


PCからのネット利用に関しては、


理論も経験もある程度蓄積されているのだが、


モバイルの、


特にコンテンツ周りに関しては


あんまり競争力がない。



恋愛ゲームとか、相当ヒットしてる。


占いも安定してる。


無料ゲームもすごい勢い。


PCとは世界観が全然違う。




競争のルールも、プライヤーも


全然違うマーケットになっている。



自分が戦ってるフィールドとは別のもの、


と定義するのは簡単だけど、


歴史的に、大きいマーケットのプライヤーは


そうやって自分を差別化することで


結果的に苦しい立場に追いやられてきた。



自分もそうならないように、


ちゃんとモバイルマーケットのゲームのルールを


今の自分のグーグルと同じレベルまで理解しないと、と


危機感を感じた1日。