最大と最短 | 渋谷ではたらく広告思想と技術革新

渋谷ではたらく広告思想と技術革新

サイバーエージェントの内藤のブログです。



ネットを中心に広告業界で起こっている広告の工学的・社会デザイン的(技術革新)な変化と広告の理論的・理念的(広告思想)な変化の2層構造の関係や

会社のことなど、日々考えていることを少しアウトプットしていきます。

再び成果の話。


成果(目標達成)について考える時、


例えば我々の場合、6ヶ月のサイクルで目標を設定するので、


成果の最大化を6ヶ月で設計することが多い。


要は、6ヵ月後に成果が最大化されているように計画をたてる。



これは一見普通に見えるが、


この時間軸は組織内だけに存在する


マーケットと関係ない時間軸であることが多い。



重要なのは、成果を最短で出す、という考え方だと思う。


別に6ヶ月で合わせる必要はなく、


最短でやれるに越したことはない。



普通にマーケットを考えた場合、


時代的に早すぎた、というサービス以外は、


早ければ早いほうがいい。


売上もそうだし、何かのシェアをとっていくのもそうだ。



なので、成果を出す、ということを考える場合、


6ヶ月というのを一度忘れて、


どうやれば最短でできるのか、を


まずは考える必要があると思う。



3ヶ月でできれば、残りの3ヶ月はもっと違うことができる


結果的に6ヶ月でもっと成果が出せる



あと、


最短で、ということをまず考えると、


優先順位が明確になる。


優先順位と自分の使う時間を


しっかり実行できている人は案外少ない。



最短>最大



の思考で


再度、目標とアクションプランを見直してみたほうがいいと思う。