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現代哲学に基づく実践的コーチングアプローチ

現代哲学の視点からの深い人間理解に基づき、明確な根拠と再現性を備えたコーチングのアプローチをお伝えしています。


こんにちは。山田亨です。 


さて、先日、仲間と話をしていると、
「コーチング使ってみたけど、部下は思い通りに動かないぞ。」
という発言をする人が居るという話になりました。 


まぁ、コーチをしている私からすると非常に残念なお話なのですが、
その人の「思考フレーム」で考えると、そういう発言になるのは
当然の結果なんだろうなとも思います。 


これもどのような「思考フレーム」を持っているかの問題です。


同じ概念をお伝えしても、
これほどまでに理解が異なってくるのは私たちは注意しておくべきポイントです。 


人は自分が見たいようにしか物事を理解しません。


 ※


 何か、状況がうまくいっていないとき、


 部下(対象)は間違っており、修正しなければならない。


 という人間観で関わるか、


 部下(対象)は十分にやり遂げる力があるが、
たまたま何らかの原因でうまくいっていないだけ。


障害になっている原因を自分で取り去ることができるよう
支援しなければならない。



 という人間観で関わるか。


 ※


 前者の人間観で関わる時、コーチングは「操作」になり、
後者の人間観で関わる時、コーチングは「支援」になります。 


これはもう選択の問題ですが、
あなたは間違っている → だから修正しないといけない、


というパラダイムで生きていては、 
あなたがどれだけ頑張ってもいつまでたっても部下は成長せず、
同じような問題が起こりつづけるでしょう。


 もし何か行き詰まっているのならば、
人間観から変えることが必要かもしれません。


成功の邪魔になっている思考フレームを壊しましょう。 


良い人になれと言っているのではありません。


そういう「思考フレーム」で物事を見たほうが
より少ない力で大きなシナジーを起こせるからです。


「苦しみ」はすべて自分の考え方が生んでいます。


 なお、思考のフレームは自分自身では意識できないため、
一人では変えられませんのでご注意ください。


<お知らせ>

 人間を理解するための言葉のルール、考え方のルールを知って
 コーチングやコミュニケーションに活かしていきたい方は

 是非、こちらの記事をご覧下さい。

 

 

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こんばんは。山田亨です。
暖かくなったり寒くなったりですが、
皆様体調はいかがでしょうか?



さて、何時も読んでいただいている読者の方からお便りをいただきました。
ありがとうございます。

 お悩みとしては、
「志が必要なことはわかるが、自分にはこれだという志が無いのだが…」
ということでした。 

ここで大事なのは「志」と言う言葉が指し示すものです。

「志」とはそもそも一体なんなのでしょうか? 

似た言葉としては「愛」とか「信念」とか「正義」とか、
私たちはそれが指し示す具体的な対象が無い言葉に
勝手な意味付けをして混乱しています。

「志」という言葉については、
幕末の志士とか最近だったらベンチャーとか社会起業家とか、
そんな人達の持っているもののようなニュアンスが主流でしょう。

でも、一般人の私たちが、そんなことを考えると、
単に苦しいだけなんですよね。

私だってその種の「志」を持っているかと言われればNoですね。

はたして「志」の意味ってそれだけなのでしょうか?
私はそうは思いません。 



そんなことを思い、辞書で調べてみると
「志」にはこんな意味がありました。 

1 ある方向を目指す気持ち。心に思い定めた目的や目標。
2 心の持ち方、信念、志操。 

私たちはついつい「何かをする」「成し遂げる」
という視点で考えてしまいます。

でも、この世の中、そう簡単に変わるものでもありませんし、
全ての人がこの意味での志を持つ必要があるとも思いません。 

私はむしろ2の意味の方が大事だと思います。

「何をするか」というより「どう在るか」。 

自分も役所の頃はたいした志(1の意味で)は
持っていなかったですが「あいつは駄目だ」と人を見限ること
だけはしないでおこうという志(2の意味)は持っていました。

そういうのを体現し続けていれば、
そのうち自分の「お役目」が定まってきて
1の意味の「志」も見えてくるやも知れませんね。


こんにちは。山田亨です。

 さて、突然ですが苦手な人っていますよね。僕も居ます。
 そして仕事で苦手な人を前にすると
コミュニケーションがうまく行かなかったりします。 

僕も昔はそうでした。

でも最近は苦手な人とのコミュニケーションも苦になりません。 

では、何が違うのでしょうか?

 ※ 

まず、考えなければいけないのは
「苦手」っていったいどんな状態かという事。

いろいろな方のお話を聞いていると、
こんなメンタルモデルが浮かび上がってきます。

 自分の価値観や方法が相手に認められない時、
そして相手に自分の価値観を認めさせる力量が無いと思っている時、
ひとは相手に苦手意識を感じるようです。 

よくプロ野球とか大相撲とかでも、
ある選手が特定の相手にやられつづける事がありますよね。
 苦手意識は自分の心が勝手に作り出すものです。

言い換えると実はメンタルが自ら崩れている状態です。



 仕事においても、優劣で考えていると、自分より力が上の相手、
自分の価値観と相容れない相手に対しては

メンタルが自ら崩れて、
上手くコミュニケーションできない場合が多くあります。

 でも幸いな事に、プロスポーツと違い、
ビジネスでは「相手との勝ち負け」だけで
結果が規定されるわけではありません。

「目の前の相手との勝ち負け」という
二項対立の世界から脱する必要があります。

ここで大事な事は、相手との関係性において、
より多くの人を視野に入れる事。 

・その相手の先にどんな人が居て何を望んでいるのか

・その人に関わるより多くの人を幸せにするには何が必要か

・自分とその人を取り巻く状況に置いて、自分が取るべき行動は何か

・自分が相手に受け入れられるかどうか?

そうやって自分だけに焦点を当てていては泥沼から抜け出せません。

より多くの人、より広い視野を持ち、
自らの行動を決定していきましょう。

そうすることで精神は自由になっていきます。

 ※
 
と、いっても、現在、様々な問題の渦中に居る人にとっては、
どうしたらそういう精神状態になれるのかということに
リアリティが無いのも私は知っています。 

自分もそういう世界で生きていました。

まずは、あなたが今住んでいる世界を作っている
思考の枠組みを崩していく事。 

これは一人では出来ません。

そもそも、崩せないというよりも、
その枠組みを使って思考しているので、
一人では自分の思考の枠組みを自覚することすら出来ません。 

逆に、他者から思考の枠組みを俯瞰され、
それに気づくことが出来ると、変化は驚くほど早く訪れます。

私はそういう姿を何度も見てきました。

コーチングで本当に大事な事はビジョンを見る事でも、
本当の自分を探す事でも、なりたい自分になることでもありません。

本当に大事な事は、
今、自分が囚われている思考の枠組みを俯瞰し、
それを積極的に崩していく事です。

それ以外は全て結果として得られるものです。

 

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こんにちは。山田亨(やまだとおる)です。
主にビジネスシーンを中心にコーチとして活動しています。 

日々いろいろな人にお会いし、いろいろな人を見て、
いろいろな人を観察しておりますが

ビジネスも人生も、うまく行かない人は思考が感情に振り回される人です。 

自分が正しいと「思いたい」ことがらを起点にして思考を始めます。

そうすると、それでは世の中と辻褄が合わなくなって来るので
その思考の歪みをカバーしようと別の思考が働き、
挙げ句の果てに、自分が被害者であることで、自分の感情を落ち着かせています。

こんな人、いっぱい居ますね。 

自分の信じているものや自分の身の安全が侵されそうになると
瞬間湯沸かし器のように感情的に反応する人、 逆にすぐに拗ねてしまう人。 

また、論理思考が発達した優秀なビジネスパーソンは、 
高度な論理思考を駆使して、無意識のうちにホレボレするような
言い訳を構成していきます。

そして、もしそういう人がリーダーの地位にあるなら、
部下や関係者に全く信用されないリーダーとなってしまいます。 

自分だけでなく会社や部下、
自分の家族や部下の家族まで不幸にしてしまうかもしれませんね。 

優秀な頭脳を残念なほど無駄遣いしており本当にもったいない事です。 

一方で、周囲から信頼され、着実に結果を残していく人が居ます。 

一体、何が違うのでしょうか。 

※ ※ ※ 

感情に振り回される事を避けるには、自分を取り巻く世界はもちろんの事、 
それによって影響される自分の感情や思考さえも俯瞰してみる必要があります。 

そして、プロフェッショナルと言われる人達は皆、
この心の働きを乗り越えて成果を残してきた人です。  

このメールマガジンでは、クールに現実を直視して道を切り拓いてきた
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毎朝一分、読んでいただくことで自然と様々な視点から
世界を見る事が出来るよう構成していきます。 

もちろん、こういう私自身もプロフェッショナル達から学ぶ人間の一人です。
皆様とともに学んでいきたいと思っています。 

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こんばんは。山田亨です。

さて、これまで自分は客観的な人間だと思い込んでいました。 
客観視するって鳥の目で上空から全体を俯瞰するようなイメージですよね。

でも最近、僕が思っていた「客観的である事」は
じつは単なる評論家でしかなかったという事が分かりました。

あくまで僕の解釈の上での話ですが。
客観的である事と評論家である事の違いって何でしょう? 

客観的である人というのは、
自分が第三者的に物事を見ていることを認識していて、

その上で自分の気持ちや感じ方を十分に味わいつつ、
「どうするか」という問を持ち続けている人。 

第三者的でいながらも主体的で居るということを両立させている人。
こういう人は出て来る言葉に力が乗っています。

一方、評論家とはどんな人なんでしょうか。

第三者的に見て意見を言っているのですが、
自分が第三者的に見ていることを認識していない。 

第三者的に物事を見ている事を認識していないからこそ
自分が主体的だと思っている人。

自分の気持ちや考え、行動を省みる事無く、
状況を説明する言葉だけが先行している人。

だから出て来る言葉が軽い。 

どうでしょうか、この違い。 

もちろん、僕自身もしょっちゅう評論家になります。
そして自分のコーチに喋るのを止めさせられます。
(しゃべるためにお金を払っているのに (> <) )

人間の頭脳はとても頭がよく、状況認識に優れているので、
人はいとも簡単に評論家になってしまいます。 

その事に自分は全く気付きませんが、
他人にはものすごく良く見えます。

人は他人の事の方がよく見えます。
そして、評論家でいるならあなたは信頼を失っていきます。 

もしあなたが直面している物事や自分の人生を第三者的に、
評論家的に見てしまっているならば、 

その事をしっかりと認識しないと、
いつまでたっても状況は前に進みません。 

そういう事もコーチとの対話で明らかになっていきます。 



こんにちは。山田亨です。

「箴言365日」では、
私が毎日お送りしているメールマガジンから、
反響の多かった記事を抜粋してお届けします。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
もし心の奥底で「お前は絵を描けない」
という声が聞こえてきたらおおいに描くんだ。
声は必ず消えるから。    

 ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ゴッホは生前は全く評価されなかったことで有名ですが、
彼ほど挫折を繰り返した画家も珍しいと思います。

おそらくは統合失調症などの
何らかの精神疾患を抱えていたのだろうと言われていますが

画商をクビになり、
その後、熱心に務めた伝道師も活動を禁止され、
弟の仕送りで画家としての生活を送るものの、あらゆる場面で挫折、

女性問題も絡みどうしようもない状況に陥っていきます。

それにつれて精神的な症状も悪化し、
ゴーギャンとの確執で自らの耳を切り落とします。
(その際の自画像も残っています)

最後は弟テオとの確執の結果、
自らの命を絶つという結末を迎えます(他殺説もあります。)



そんな中でのこの言葉。

どうしようもない自分の心とひたすらに向き合いながら、
自分のことを信じようとする魂の叫びのように私には聞こえます。

自分の心が弱ってきたとき、
困難の前に心が折れそうになるとき、
見通しの立たない泥沼の中でもがいているとき、

このゴッホの叫びが私の道しるべになっています。

出典:『アフォリズム』ロバート・ハリス著
   (2010年/サンクチュアリ出版)