検索エンジンのお話①【世界編】
「検索エンジン」と聞くとおそらく
GoogleやYahoo!を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに、最近(正確には昨年11月)まで日本国内における2強でした。
しかし、世界に目を向けてみると結構事情が変わってきます。
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【世界編】
世界全体で見ると、
1位:Google (89.9%)
2位:Microsoft (4.4%)
3位:Yahoo! (3.7%)
と、Googleの独り勝ち状態なわけです。
しかもYahoo!は2011年に入りMicrosoftのBingに抜かれ3位となっています。
そして、ほぼ間違いなく近い将来、4位に転落するはずです。
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【中国編】
Yahoo!に代わり、世界3位になるであろう検索エンジンとは、
中国のBaidu(百度)です。
この百度という検索エンジン、
中国国内では実に83.6%という圧倒的なシェアを誇っています。
一方、Googleは11.1%までシェアが低下し、その格差は今後も拡がるでしょう。
何故ここまで開きが出来たのか?
ご存知の方も多いかと思いますが、昨年Googleは中国市場から撤退しています。
完全撤退ではなく香港のサーバーから一部サービスを継続はしているものの
検索時に香港サーバーを経由するため、どうしても処理速度が非常に遅くなり
ユーザビリティが下がってしまっている事がシェア低下の原因となっています。
余談ですが、Googleは中国語で「谷歌」と書き、《gǔgē》と読みます。
(ピンインが分からない方は近くの分かる方に発音してもらって下さい)
捜狗(sougou)や有道(youdau)、捜捜(sousou)等の検索エンジンもありますが、
シェアは1%あるかないかといったところです。
このように国内シェアがGoogle1位でない国(地域)は、
中国以外にもまだ3つあります。
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【ロシア編】
こちらでは、Yandexという検索エンジンが国内シェアNo1です。
世界シェアで見ても、第8位と健闘しています。
2010年度の決算発表では前年比43%増の4億1,000万ドルという巨大企業で
年内にもロンドン証券取引所に上場するのではと噂されています。
他にはRamberというローカル検索エンジンがあり、Googleと共に
Yandexの遠い影を追っている、という現状です。
PPC広告の領域でもYandexが過半数を占め、
Begun、Googleが残りのシェアを分け合うといった感じです。
どうしてここまでYandexが強いのか?
Yandexが非常に優れた検索エンジンだという話や
ロシアの国民性が原因だという話など、
諸説ありますが実際のところは良く分かっていません。
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【韓国編】
お隣の韓国でもNHN社のローカル検索エンジンNAVER(ネイバー)が
国内シェアNo.1となっています。シェアを順に見てみると、
1位:NAVER (61.9%)
2位:Daum (19.7%) ※ローカル検索エンジン
3位:Google (7.3%)
4位:Yahoo! (4.1%)
と、こちらでも他社を大きく引き離しています。
(ただし2009年のデータなので若干古い)
このNHN社のNAVER、韓国だけかと思いきや
あまり知られてはいませんが、
実はあのLivedoorを買収した企業でもあります。
試しに、ライブドアのポータルサイト(http://www.livedoor.com)を見てもらえば
検索窓の右側にちゃんと「Powered by NAVER」と書いてあります。
ちなみに、非常にユニークな検索エンジンなので、
思いついたキーワードを適当にNAVERで検索をかけてみると面白いです。
韓国でNAVERが海外検索エンジンを寄せ付けない理由としては、
ズバリ一言で言うと、韓国が稀に見る「ブロードバンド大国」だからです。
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話は少し逸れますが、韓国が何故ブロードバンド大国となったのか。
その理由としては、①国内不況を脱するため政府が国策として
ソフトウェア産業を発展させるべくブロードバンド化を推進してきた、
②元来、韓国にはメディアの数が少なく、また規制も厳しかった、
③ITベンチャーブームが起こった、等が挙げられます。
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そんな訳で国民のITリテラシーが高まる一方で
WEB上では韓国語のテキストが不足したため、
NHNをはじめローカル企業が検索エンジンを利用して
そうしたテキストの収集に尽力したという背景があります。
実際にはもう少し奥が深いのですが、
あまり奥深くまで行っても今はまだ迷子になるだけなので
今回はこのあたりにしておきます。
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世界的に見れば、あとAskやAOLなんかもTOP10に入ってきますが、
とは言っても英語圏や欧米では、やはり強い、底なしに強いGoogle!!
その強さがとどまるところを知らないGoogleですが、
それでは日本国内では検索エンジン市場、一体どうなっているのでしょうか??
【日本編】は、また次回。
他国よりも詳しくお話できればと思います。
GoogleやYahoo!を思い浮かべるのではないでしょうか。
確かに、最近(正確には昨年11月)まで日本国内における2強でした。
しかし、世界に目を向けてみると結構事情が変わってきます。
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【世界編】
世界全体で見ると、
1位:Google (89.9%)
2位:Microsoft (4.4%)
3位:Yahoo! (3.7%)
と、Googleの独り勝ち状態なわけです。
しかもYahoo!は2011年に入りMicrosoftのBingに抜かれ3位となっています。
そして、ほぼ間違いなく近い将来、4位に転落するはずです。
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【中国編】
Yahoo!に代わり、世界3位になるであろう検索エンジンとは、
中国のBaidu(百度)です。
この百度という検索エンジン、
中国国内では実に83.6%という圧倒的なシェアを誇っています。
一方、Googleは11.1%までシェアが低下し、その格差は今後も拡がるでしょう。
何故ここまで開きが出来たのか?
ご存知の方も多いかと思いますが、昨年Googleは中国市場から撤退しています。
完全撤退ではなく香港のサーバーから一部サービスを継続はしているものの
検索時に香港サーバーを経由するため、どうしても処理速度が非常に遅くなり
ユーザビリティが下がってしまっている事がシェア低下の原因となっています。
余談ですが、Googleは中国語で「谷歌」と書き、《gǔgē》と読みます。
(ピンインが分からない方は近くの分かる方に発音してもらって下さい)
捜狗(sougou)や有道(youdau)、捜捜(sousou)等の検索エンジンもありますが、
シェアは1%あるかないかといったところです。
このように国内シェアがGoogle1位でない国(地域)は、
中国以外にもまだ3つあります。
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【ロシア編】
こちらでは、Yandexという検索エンジンが国内シェアNo1です。
世界シェアで見ても、第8位と健闘しています。
2010年度の決算発表では前年比43%増の4億1,000万ドルという巨大企業で
年内にもロンドン証券取引所に上場するのではと噂されています。
他にはRamberというローカル検索エンジンがあり、Googleと共に
Yandexの遠い影を追っている、という現状です。
PPC広告の領域でもYandexが過半数を占め、
Begun、Googleが残りのシェアを分け合うといった感じです。
どうしてここまでYandexが強いのか?
Yandexが非常に優れた検索エンジンだという話や
ロシアの国民性が原因だという話など、
諸説ありますが実際のところは良く分かっていません。
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【韓国編】
お隣の韓国でもNHN社のローカル検索エンジンNAVER(ネイバー)が
国内シェアNo.1となっています。シェアを順に見てみると、
1位:NAVER (61.9%)
2位:Daum (19.7%) ※ローカル検索エンジン
3位:Google (7.3%)
4位:Yahoo! (4.1%)
と、こちらでも他社を大きく引き離しています。
(ただし2009年のデータなので若干古い)
このNHN社のNAVER、韓国だけかと思いきや
あまり知られてはいませんが、
実はあのLivedoorを買収した企業でもあります。
試しに、ライブドアのポータルサイト(http://www.livedoor.com)を見てもらえば
検索窓の右側にちゃんと「Powered by NAVER」と書いてあります。
ちなみに、非常にユニークな検索エンジンなので、
思いついたキーワードを適当にNAVERで検索をかけてみると面白いです。
韓国でNAVERが海外検索エンジンを寄せ付けない理由としては、
ズバリ一言で言うと、韓国が稀に見る「ブロードバンド大国」だからです。
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話は少し逸れますが、韓国が何故ブロードバンド大国となったのか。
その理由としては、①国内不況を脱するため政府が国策として
ソフトウェア産業を発展させるべくブロードバンド化を推進してきた、
②元来、韓国にはメディアの数が少なく、また規制も厳しかった、
③ITベンチャーブームが起こった、等が挙げられます。
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そんな訳で国民のITリテラシーが高まる一方で
WEB上では韓国語のテキストが不足したため、
NHNをはじめローカル企業が検索エンジンを利用して
そうしたテキストの収集に尽力したという背景があります。
実際にはもう少し奥が深いのですが、
あまり奥深くまで行っても今はまだ迷子になるだけなので
今回はこのあたりにしておきます。
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世界的に見れば、あとAskやAOLなんかもTOP10に入ってきますが、
とは言っても英語圏や欧米では、やはり強い、底なしに強いGoogle!!
その強さがとどまるところを知らないGoogleですが、
それでは日本国内では検索エンジン市場、一体どうなっているのでしょうか??
【日本編】は、また次回。
他国よりも詳しくお話できればと思います。