3年前の吹奏楽コンクール3日前、私は徳島北高校吹奏楽部の練習で、「阿呆 ! 」という言葉を使いました。


北高で「阿呆」と言ったのはこの日だけです。


コンクール3日前は厳しくやろうと、以前から決めていたことでした。


そうすると金賞が取れるという、経験に基づく計算がありました。


結果は見事金賞でした。



後日、校長に呼ばれました。


私の言動を校長室へ行ってたれ込んだ部員がいるのです。


ちょうどその日は阿波踊りのまっただ中。


「阿呆」は良くないという校長に対し私は、

「踊る阿呆に見る阿呆と申しまして、徳島では阿呆は親愛の情を表すのです。」

と答えました。



「阿呆」という言葉の良し悪しはともかく、部員が校長にたれ込んだと言うことがショックでした。


そして、それ以上にそれくらいのことで心が折れてしまう部員にショックを受けました。


私は、もっとひどい言葉を使う指導者をたくさん知っています。


それも、かなり上位にいく学校で。



部活動というものは、厳しい指導に涙して強くなれるという面もあります。


もちろん全く怒らず、強くしている監督もいるでしょう。


最近の若い人の操縦法はその方がいいのかもしれません。