先日放送の「名曲探偵アマデウス」は、ヴィヴァルディの四季を取り上げていました。
この曲のスコアには、それぞれの季節の情景を表すソネットが、細かく書き込まれているのです。
「小鳥たちが陽気な歌で春に挨拶する」といった具合に。
「春」の第一楽章は、「リトルネロ形式」と言って、あの有名な旋律「春がやってきた」が何度も繰り返されます。
その間にサンドイッチのようにはさまれた部分が、物語を展開していきます。
この「四季」きは、春、夏、秋、冬の各曲が、それぞれ急緩急の3楽章構成になっています。
急緩急の3楽章構成なんて、当たり前じゃないかと思うかもしれませんが、これはヴィヴァルディがこの曲で初めて使った技法らしいです。
私は、コンクールの自由曲として勝負する曲を考えるとき、
やはり、急緩急の曲を選びます。
急の部分でテクニックと迫力を聴かせ、緩の部分で音楽性を聴かせ内面を訴えます。
この「四季」は、500種類以上の演奏の違うCDが世に出ているそうです。
そのうち数種類を番組で紹介していましたが、
どれも全く違うのには驚きました。