全日本合唱連盟機関誌「ハーモニー」より引用させていただきます。
去年の全日本合唱コンクールの審査員としてドイツから来日した
ヴェルナー・プファルツさんが、日本の合唱を聴いての感想です。
皆さんに望みたいのは、合唱音楽を顔の表情で表現すること。
楽しければそれを、悲しければそれを、顔で表現して欲しい。
ドイツ語では、「笑う」と「悲しい」に同じ母音のAを使います。
表情で、それが色彩的にも悲しい音にもなるし、楽しい音にもなります。
そういう天が日本人には足りない部分かと思います。
私が生徒にに似よく言う言葉ですが、聴衆にあきらかに、何を歌っているのか(表現しているのか) を伝えなければいけません。
そのために顔の表情が必要なのです。
バイオリンのアイザック・スターンが指揮者についてこんなことを言っています。
「指揮は単なる腕の動きではない。
音楽を表現するためのその50%は顔の表情だ」と。