1月1日、「年の初めの例し」の、ウイーン・フィル・ニュー・イヤー・コンサートを見ました。
興味深かったのは、終盤、ハイドンの交響曲「告別」の4楽章が演奏されたことです。
この曲は、エステルハージ候に雇われている楽員達に、休暇を与えてもらうため、
4楽章で演奏しながら、楽員が1人去り、また1人と去って行き、ついには誰もいなくなるというものでした。
エステルハージ候は、ハイドンの意図をすぐに察し、休暇を与えたということです。
これを、ニューイヤーコンサートでやったら、最後は暗く終わるのでは ? と心配していましたが、
バレンボイムは、これで見事に笑わせてくれました。
そして再び大拍手に迎えられて楽員が戻ってくるや、最期は恒例の
「美しく青きドナウ」、そして「ラデツキー行進曲」です。
やはりこれを聴くと、新年という気分になりますね。