きのうBS-hiで放送の「名曲探偵アマデウス」では、

モーツアルト作曲「クラリネット五重奏曲」を取り上げていました。


この番組で、クラリネットがいかにすごい楽器か、

そしてモーツアルトがその凄さをいかにうまく使ったかが、よくわかりました。



クラリネットの低音域(シヤルモー音域)は、重厚でドラマチック。

オーケストラに混ぜると、脅かすような、どろどろとした音色がします。


対して中高音域(クラリーノ音域)は、きらびやかで派手な音色です。


モーツアルトは、当時誕生して間もない楽器だったこのクラリネットの性能を良く引き出しています。


この2つの音域を見事に使うことで、2つの性格を使い分けて表すのです。

千住明さんは、「クラリネットで明るく吹けば吹くほど、明るくないと思う。

まるでピエロのようだ。」と行っています。


ピエロは、笑わせたり、涙したり、怒ったり。

だからこそ人間は愛すべき存在なんだ。


と、モーツアルトは、愛すべき人間を歌い上げたのです。