「教育音楽 中学・高校版」12月号より、引用させていただきます。


大阪教育大学教授 田中龍三先生の「鑑賞授業で何を学習するのか」という論文より、私が共感した部分です。


授業を構想するに当たって大切なことは、生徒がまず教材となる楽曲からよさや美しさを感じてその楽曲を味わう場を設定する事である。「作文が書けない子どもは文章が書けないのではなく、書く中身が思い浮かばないだけである」といわれるのと同様に、音楽を聴いても自分の思いや気持ちがもてなければ、言葉で説明したり批評文を書いたりすることは出来ない。



私は、鑑賞をさせて感想文を書かすのは、音楽の力に、国語力で決まってしまうから、あまり好きでありませんでした。


しかし、新指導要領では、国語力がすべての教科に求められています。

我が子の勉強を見ていても、国語力がいかに大切か、よくわかります。

音楽科でも、「批評文」という形で書くことが求められています。



田中先生の文中、「作文が書けない子どもは文章が書けないのではなく、書く中身が思い浮かばないだけである」というところで、腑に落ちた気がします。

私自身、LHRや職業、国語などの授業で、書くことが出来ない生徒の指導に止まってしまうことがあります。


音楽の感想文でも、やはり書ける力をつけさせてやりたいものです。

そのためには、音楽を聴いての自分の思いを引き出せるようにしなければなりません。