今まで私は、普通高校にいた頃、毎年のように、
團伊玖磨作曲 オペラ「夕鶴」の授業をしていました。
台本を印刷したプリントを見せながら、部分的に役割演技をさせます。
そして、ビデオを鑑賞するのですが、どうしても食い付きが悪かったのです。
「一言しゃべるのに、何でオペラってあんなに長いの ? 」
という感じ方が支配的で、「オペラは退屈だ」というイメージを与えてしまったようでした。
もちろん、私の指導法の工夫が足りないからなのですが。
今回、うちの養護学校で、学校祭で、高等部1年生は演劇で「夕鶴」に取り組み、大成功を収めました。
その生徒達に今日、オペラ「夕鶴」を見せたところ、全員が食い入るように、1時間鑑賞できました。
自分たちが演じたセリフが、音楽になっているのですから。
長い「つうのアリア」も、その深い意味まで理解して鑑賞できました。
「動機付け」の凄さを、改めて感じました。