今朝のブログに引き続き、雑誌「教育音楽」より山田泰子先生の言葉を紹介します。
小澤征爾さんは、なぜ暗譜で指揮をするのか?と聞かれてこう答えるそうです。
「オーケストラのメンバーとアイ・コンタクトをとりたいから」
「いつ、どこで、誰と歌ったか?
誰と目があったか?
その時何を思ったか?
音楽ってそれら全部」
そして、小澤さんの好きな言葉は「共生感」だそうです。
私も、スクールオーケストラを指導していたとき、こんなことがありました。
卒業式の日には、午後、オーケストラ部の卒業式をします。
その後、卒業生たちは久しぶりに楽器を手にして、
1,2年生の時にやった曲を演奏します。
半年間楽器を手にしていなかったわけですから、演奏としてはへろへろです。
でも、それが楽しいのです。
その時、在校生時代、何度も何度も練習した曲は、
私と目が合う地点では必ず目が合うのです。
この「共生感」をともにできた私たちは、本当の歓びをかみしめるのです。