上野創著「がんと向き合って」を読みました。
詳しくは、この下をクリックしてみてください。
上野さんは、20歳代の朝日新聞記者です。
それが、「睾丸腫瘍」の宣告を受け、肺に相当転移していることがわかりました。
この本は、その闘病記を赤裸々につづった本です。
2度の再発、そのたびに繰り返される抗ガン剤治療の副作用の激しさ。
嘔吐、下痢、発熱、食欲のなさ、そして、気力も体力も萎えてきます。
まるで地獄のようだったと書いています。
ガンになると、ひどい肉体的苦痛と精神的苦痛に襲われるようです。
彼もひどい鬱状態になったこともあり、飛び降りて死にたい気分になったそうです。
日本人の3分の1はガンで死ぬ時代ですから、私もいつならないともわかりません。
その時の予習と思ってこの本を読んだのですが、やはりガンはいやですね。
上野さんは、最初の告知を受けた数日後、交際していた女性、
美佐子さんからプロポーズされ、結婚します。
奥さんの強い支えがあってこそ乗り越えられたと思います。
1年後、退院したときに挙げた結婚式で、美佐子さんは言いました。
「人はなぜ生きるのでしょう。
きっと死ぬまで生きるために、生きているのではないかと思うのです。」
蘊蓄の深い言葉ですね。
ちなみに、上野さんは、現在元気で、新聞記者しとて活躍しています。