「WEST SIDE STORY」
どの曲を何度聴いても素晴らしい名曲ぞろいですね。
これを、先日の「題名のない音楽会」で、宮川彬良氏がアナリーゼしていました。
ポイントは、CとFisという増4度です。
相容れないジェット団とシャーク団の憎しみが、CとFisで表わされています。
このモチーフは、「クール」など、いたるところに出てきます。
その増4度がGに向かい、完全5度に完結したのが、「マリア」のモチーフです。
最後の葬送の場面では、完全5度が響いている中、低音で、Fisの音がとぎれとぎれに聞こえています。
この曲が作曲されたのは、冷戦時代最大の山場、「キューバ危機」のころです。
人類は、永遠に憎しみ合うことしかできないのでしょうか ?