作家の島田雅彦さんが、オペラについて論じる番組
「オペラ偏愛主義」を、毎週教育テレビでやっています。
これがなかなか面白く、勉強になります。
先日は、ヴェルディの「オテロ」について論じていました。
テノール演じる主役オテロに対する、悪役バリトンの存在意味を。
歌詞で歌っている言葉の意味と、つけられている音楽が表わす意味が、違っているところがあるというのです。
それは、口ではこう言っているけど、その役の本心は違うのだということを、聴衆は理解することになります。
あるいは、それと演技の意味合いも違う、という、
二重構造・三重構造が、オペラではよくつかわれています。
こういうところを見抜けると、オペラ鑑賞の楽しみも増すでしょうね。