木之下晃といえば、音楽家の写真を撮った人として必ずと言っていいほど名前を見る人です。
その木之下さんについての番組を、BShiでしていました。
ファインダーを通して、演奏家たちを見つめてきた彼の言葉は、なかなか核心をついています。
「何よりも大切なのは、集中力。
それを教えてくれたのが、小澤征爾だった。
こんなに魅力的な被写体は、ほかにいない。」
木之下さんの撮った小澤征爾の姿は、どれも本当にカッコイイです。
朝比奈隆の「眼力 ( めぢから ) 」のすごさも、写真から伝わってきます。
その眼力だけで、100人のオーケストラを統率しているのです。
カラヤンの左手の凄さについても語っていました。
左手を少し握ることで、100人の気を自分に集め、ピアニッシモを作るのを、カメラを通して捕らえています。
木之下さんの写真からは、マエストロたちの音楽に対する真実が伝わってきます。