前にもご紹介しましたが、NHKBSでやっている
「名曲探偵アマデウス」は、とてもすごい番組です。
クラシックの名曲を、楽しく、深くアナリーゼしてくれます。
オーケストラ愛好家や、音楽学生には必見の番組だと思います。
今回は、チャイコフスキーの「悲愴」がテーマでした。
私は一度、この曲を指揮したことがありますが、
この番組ではじめて知ったことがいっぱいでした。
勉強不足に恥じ入るとともに、
アナリーゼの面白さにひきこまれてしまいました。
たとえば、4楽章の冒頭のメロディは、
第一バイオリンと第二バイオリンが交錯して、一つのメロディを作っています。
ここでは、奏者が緊密に気持ちのやり取りをやっていかないと、
一本の線を紡ぎだすことができません。
演奏者同士が感情をより深く共有できる。というわけです。
この第一バイオリンと第二バイオリンの不思議な絡み合いは、
男女の間柄ということもできるのです。
すごいですね。チャイコフスキーさん。