先日BShiで、若くして白血病で亡くなった本田美奈子さんのことを見ました。
本田美奈子さんは、アイドル出身ですが、歌のレッスンを重ねてすごい歌唱力をつけ、ミュージカルでアメリカの舞台をも踏んだ人です。
その本田さんが、偶然同じ病院に入院していた、作詞家の岩谷時子さんと、ボイスレターを毎日交換していました。
それに毎日のように、本田さんは歌を吹き込んでいます。
もちろん、アカペラです。
その歌声が、一言一言私の心に響いてくるのです。
そして病気と闘う痛みに耐えながら、ボイスレターの中で、
「この痛みは、人の苦しみがわかるようになるための痛みなんですね。」
なんて、岩谷さんに向かって言っています。
本田さんの言葉 に「Live for Life 」というのがあります。
これは、「生きるために生きる」と訳せます。
私は、人生の折り返し点を過ぎたあたりから、
「自分は何のために生きているんだろう」ということを、よく考えるようになりました。
そして、「世のため、人のために役に立つ人間であらねばならない」
などと思っていたのです。
ですから、本田さんの、「生きるために生きる」という言葉は、ちょっと衝撃でした。
自分は、生きるために生きていていいんじゃないか。
深い言葉です。