中央教育審議会の「教育課程部会におけるこれまでの審議のまとめ」がこのほど公表されました。

これは、次期学習指導要領のもととなるものです。


心配されていた、音楽科の授業時数は、小中高とも現状が維持されました。

とはいえ、他教科が現行指導要領以上の時数増えた(つまり、前回指導要領時代以上に回復した)

のに対し、音楽科は前回指導要領時代より減ったままということになります。


今回の「主な改善事項」の7項目の一つに、「伝統や文化に関する教育の充実」があげられており、「唱歌・和楽器」の指導の充実が強調されています。

実は、この項目があったおかげで、音楽科の存在が生き残ることができたとさえ言えるほどなのです。

和楽器さまさまというわけです。


さて、「音楽科の内容」で私が共感したのは、

「思いや意図をもって表現したり味わって聴いたりする力を育成するとともに、音楽と生活とのかかわりに関心をもって生涯にわたり音楽文化に親しむ態度をはぐくむ」です。



私は今、生徒の指導を通じて、相手を敬して「聴く」ことの大切さ、自分を「表現」することの重要性を痛感しています。


また、養護学校生徒にとって、卒業後の余暇活動として、音楽に親しむ方法を身につけることはとても大事なことです。


今の学校教育で、芸術教育が寄与できる部分はとても大きいと思います。