現行学習指導要領から、4観点にもとづく評価方法となり、評価規準を設定して評価するようになりました。
これは、保護者に対する説明責任を果たす、という意味合いが大きいように思われます。
芸術のように、何を根拠に評定しているのか一見わからないような教科も、これできちんと説明できるというわけです。
現実には、教師は評価規準の作成と、一人ひとりを即時評価することに追われ、評価のための授業になってはいないかと、私は心配しています。
本質的な音楽のすばらしさや楽しさ、感動をどっぷり味わう授業ができているのでしょうか ? 。
この私の危惧に対して、私の高校時代の先輩である、東京芸術大学教授、佐野靖先生 ( 音楽教育学 )
は、私信の中で
「教師一人一人が観点別の枠組みの中でも、勇気と感性、創造性を持って一人ひとりの感動や思いを観点にあてはめていくことは可能なのです。
教師の創造性や感性の欠如が、学校教育をつまらなくさせているのだと思います。」
と、おっしゃってくれました。
まさに私たち自身が、感性と感動を忘れてはいけないですね。