今日、声楽家の小川明子先生の講習会がありました。
高校の女声合唱団に対する合唱指導でしたが、
久しぶりに、深い音楽の世界にいざなってくれた、至福の時間でした。
さて、小川先生が発明および命名された発声法に、「四つ足の気持ち」というのがあります。
イスの座る部分に両手をつき、ちょうど四つ足のような体勢になります。
この状態で発声することで、体の各部分全部が背骨からぶら下がっている形になり、自然と脱力ができるわけです。
息が、おなかがへこむことで送れること、吸うとゆるむこともよくわかります。
私もやってみましたが、とても楽に、よく声が出ました。お勧めですよ。
そして、「四つ足の気持ち」から、「類人猿の気持ち」へと進化します。
すなわち、少し背中を起こした体勢になり、手はイスの背もたれにつきます。
こうやって、無駄な力みのない発声を会得したうえで、二足歩行する「人類」へと進化していくわけです。