原始、ヒトは獲物を追って自然の中を駆け回る生物でした。

文明というものは、ヒトを怠け者にするために発達してゆき、現代人は自分の足で大地を駆けることがなくなりました。


近代以前、作曲家たちは、その名曲の多くを、自然との対話から楽想を得ています。


このたび、生活習慣病が原因で2週間の入院をし、いろいろと考えさせられました。


先週から、片道15キロの道を自転車通勤しています。

みんなに止められましたが、やってみると意外と楽しく、むしろ体調が良くなりました。

もちろん、途中で何度も休憩しては水分補給です。

最初は片道1時間半かかったのが、今では1時間です。


24時間テレビを走った萩本欽一さんも、今までは全く運動をしていなかったそうです。

66歳という年齢、そして定刻にはゴールできなかったけれど完走した、ということが、私たちにいろいろなことを教えてくれたように思います。


私も今まで全く運動をしていませんでした。

でも、人は何歳からでも運動ができるということが、よくわかりました。


自転車通勤に要する時間が往復2~3時間ということを考えると、自動車通勤の往復1時間に比べて、時間がもったいないと、以前なら考えたものです。

でも、風の音を聴き、緑の香りを胸一杯吸いながら走る時間のほうがずっと素敵です。

定刻にゴールできなくたっていいんです。


ガソリン高騰の折、経済的だし、心身ともに健康になれて、こんなにいいことはありません。

地球環境の悪化で、気象異変も起きていますが、人類は、「ヒト」という生物だったころに戻るべきでしょう。


リズミカルな運動をすることは、脳内神経にセロトニンを多く放出させ、うつ予防にもいいようです。

気分も爽快です。